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既刊紹介>>評論・小説・その他

山と出会う―季遊随想・美作から―




松岡信義(みまさか山の会会員)
●定価1,470 円(本体価格1,400円+税)
●四六判、177頁、並製本  
●ISBN4-86069-048-6 C0095
●2003年7月30日 初版発行

 山男ならではのロマンあふれた詩的な山行エッセー集。環境破壊への静かな憤り、山で逝ったものへの愛情…美作に住む山男の純粋な目が、山と自然、草花や生き物たち、そして出会った人々をやさしく描く。

背番号13青春録




野田明宏/著
●定価1,680 円(本体価格1,600円+税)
●四六判、約335頁、並製本
●ISBN4-86069-041-9 C0093
●2003年7月1日初版発行

 30年前の高校野球はこんなんじゃった! 江川が、掛布が、達川が高校球児だったころ岡山の名門岡山東商野球部に入部したオレのおかしくも哀しい甲子園への一本道。かつて球児だったすべてのオヤジに贈る爆笑・熱球グラフティー。自らの体験を基にまとめた爆笑高校野球小説。

やさしい英語で読むSF童話&怪奇物語




中務八千代(岡山大学講師)/著
●定価1,155 円(本体価格1,100円+税)
●四六判、65頁、並製本  
●ISBN4-86069-043-5 C0082
●2003年6月17日発行

どこかで読んだり聞いたりしたことのある物語を下敷きに、わかりやすい英語で楽しめる英文短編小説集。

きょろきょろ目玉 とうさぎの耳




嶋 夕陽/著
●定価1,575 円(本体価格1,500円+税)
●四六判、195頁、並製本
●ISBN4-86069-039-7 C0095
●2003年6月初版発行

 時代と社会そして身近な暮らしを、鋭く、そして時には優しく見続けてきた詩人の初めてのエッセー集。何気なく流れていく日常を、独特の視点で映し出す作品の数々にきっと引き込まれてしまう。

しばらくおまちください




著/三宅由里子
●定価1,470 円(本体価格1,400円+税)
●四六判、250頁、並製本カバー付き
●ISBN4-86069-023-0 C0095 \1400E
●2003年1月25日初版第1刷発行

  ダイニングテーブルの上で書き続けたごく平凡な主婦の昨日、今日、そして明日。大好きな万葉集からユーミンの歌を題材にした「言の葉集めて」、幼いころのふるさとの風景をユーモラスに切り取った「昔日の面 影」など、身近な日常のできごとをさりげなく描いたエッセー集。

世界が教えてくれたこと




天野智徳/著
●定価1,050円(本体価格1,000円+税)
●四六判、144頁、並製本
●ISBN4-86069-016-8
●2002年10月初版発行

  ピースボートで「地球一周の船旅」を体験した若者が得たものは、幸せになるための「幸福論」。世の中をどうとらえ、どう考えて生きるかーあらゆる世代に放つ、教訓に満ちたメッセージ集。

勝ち馬は笑う




著/鈴木由希子(競馬エイトトラックマン)
●定価1,470円(本体価格1,400円+税)
●四六判ソフトカバー、233頁、並製本
●ISBN4-906577-76-8
●2001年7月初版発行

 臨床検査技師から馬好きが高じてトラックマンへの劇的な転職。今や競馬界屈指の高回収率を誇る競馬予想記者が、競馬の魅力と奥深さ、そして予想の難しさを改めてつづった一冊。
  「競馬エイト」「サンスポ」「週間現代」などでおなじみの関西初の女性トラックマンが書き下ろした、強い馬の見分け方、買い方。

ガレリアを風が吹きぬけ




著/森田恵子(テレビキャスター)
●定価1,680円(本体価格1,600円+税)
●四六判、340頁、並製本
●ISBN4-906577-67-9
●2000年11月初版発行

 NHK岡山放送局の人気番組「きびきびワイド505」のキャスター森田恵子が、シンフォニービルのガレリアを訪れた大物タレントから元気いっぱいの小・中学生までの159組をさわやかにスケッチ。
 テレビでは写し切れなかったゲストの魅力や収録裏話も満載。主なゲストとしてはミュージシャン・白井貴子、俳優・八名信夫、絵手紙作家・小池邦夫などなど。

その映画に墓はない  ―松田優作、金子正次、内田裕也、そして北野武―




著/世良利和 著
●定価1,600円(本体価格1,524円+税)
●四六判、306頁
●ISBN4-906577-54-7
●2000年7月初版発行

 本格的な松田優作論をはじめ、北野武、内田裕也、金子正次といった個性派をハードに論じた渾身の映画評論集! 巻末には詳細な全作品データを収録。映画ファン必読!!

 『松田優作の死は誰にとっても等価であり、早すぎる死などありはしない。残された者の思い上がりと自己憐憫の思いが、夭逝という言葉の響きに居心地の良い幻想を見つけるだけのことだ。ハリウッドという新しい場所での活躍を期待されながら、39歳で幕を閉じた彼の映画俳優としての人生は、決して早すぎる死を迎えたわけでも、未完に終わったわけでもなく、堂々と完結して私たちの前に横たわっている。そして彼の残した映画に墓はないのだ。』 (本文「松田優作論」より一部抜粋)

著者紹介
●世良 利和(せら としかず)
1957年、島根県大社町生まれ。大学講師、コピーライターを経て、現在ソフト販売会社勤務。岡山市在住。主な映画評論に、『嘆きの天使とその周辺』『ドイツ映画ノート』『デビッド・リンチの距離』『ブルース・リーの閃光』などがある。

>>詳しい内容を見る

ヘアデザイナーのための球面 カット理論




著/田村考平
●定価3,150円(本体価格3,000円+税)
●A4判、55頁
●ISBN4-906577-40-7
●2000年3月初版発行

 美容師・理容師のためのヘアカットの基礎理論書。美容師として20年以上のキャリアを持つ田村考平氏がヘアカット術を科学的に分析・検証してまとめ上げた、今までになかったヘアデザイナーのための理論書。カットがヘアスタイルにどのような影響と効果 を与えるのかなど、豊富な図解を交えて体系的に分かりやすく解説しています。

著者紹介
田村考平(たむら  こうへい)
昭和29年(1954)、岡山県生れ。岡山県理美容専門学校卒、中国短期大学家政科デザイン専修卒。平成9年、ヴィンセント開設し、現在に至る。

オカリナの詩(うた)




著/里村 遼
●定価2,000円(本体価格1,905円+税)
●四六判、350頁
●ISBN4-906577-31-8
●1999年6月初版発行

 吉備人出版初の小説は“村おこし文学”。中国山地にある過疎の山里を舞台に、感動的に繰り広げられる人間ドラマとなっており、村でふつうに生きる人々の姿を愛にあふれた眼差しで生き生きと描き出しています。著者は岡山市在住の里村 遼(さとむらりょう)さん。 ストーリーを紹介すると−。
 中国山地の山間に生まれた少年春樹耕太郎は、戦争を生き抜き、戦後は村の復興のために寝食を忘れて取り組んだ。そんな父を見て育った息子の孝二は、教育者の道を選び古里に残り、町との連携を図りながら新しい地域づくりに懸命に取り組む。そんなある日、腎臓病の悪化から人工透析を余儀なくされていた耕太郎は、思わぬ 臓器移植の可能性を知らされる。臓器移植のために命を懸けて海を渡る決断をした耕太郎、そして孝二…。「地域開発」「村おこし」「臓器移植」など今日的なテーマを背景に、地方で生き抜く実在の人々をモデルに、その今を描いた珠玉 の作品。

著者の里村遼氏は1944年生まれ。電機メーカーに勤務後、岡山大学法文学部卒業。無線業務に従事し、各地を回りながら構想をあたため、地域に根ざす人間をテーマに、小説やエッセイの執筆活動を続ける。