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のれん越しに笑顔がのぞく




■サブタイトル:勝山─暮らしから始まるまちづくり
■著者:NPO勝山・町並み委員会・編 辻均一郎・加納容子・行藤公典・著
■仕様:A5判 並製本 オールカラー
■頁数:129頁
■定価:本体1600円+税
■ISBN:978-4-86069-259-9  C0095
■発行日:2010年3月31日

■内容
町並みを飾るのれん、町をあげてのお雛まつり、故郷を離れている若者が年に一度はこのために帰ってくるという秋の勝山まつり……。
自分たちの暮らしを大事にし、ここで豊かに生きること、楽しく生きることを主眼とした、まちづくりとはいったい何なのだろう。四半世紀近くにわたってまちづくりを担い、楽しみながら先頭を走ってきた人たちの話を基に、「美しいまちなみ大賞」(国土交通省・2009)を受賞した岡山・勝山のまちづくりの秘密を探る。
※この後 著者紹介をいれてください。※内容の文章は少し修正しました。
著者紹介と内容の間に入っている以下の文章は削除
のれん、お雛まつり、喧嘩だんじり…ここで楽しく生きるための方法を考え、実行するーそれが勝山のまちづくり。
四半世紀近くにわたってまちづくりを担い、楽しみながら先頭を走ってきた人たちのにその術を探ってみた。

「美しいまちなみ大賞」(国土交通省・2009)を受賞した岡山・勝山のまちづくりの秘密を探る

●目次
はじめに
第1章 原点
勝 山の造り酒屋に生まれて
わが“まち”を意識した少年時代
この家を、このまちを大事にしたい
もともと古いものが好き
新しも の好きの先代と新旧逆転の葛藤
芸の道に憧れた大学時代
帰郷後いきなり経営危機に
まちづくりのスタートライン
シンプルに楽 しいことをしたかった

第2章 のれん
染織家をはぐくんだ家と町
機織りとの出合い
帰郷、小売りをしながら機を織る
偶 然の出合いが生んだアイデア
一枚ののれんから始まったまちづくり
応援する会の誕生とのれんの広がり
町に住んでいる者が町のことを する
二十年を経て工房がオープン
とにかく楽しい町にしよう
のれんの発進力と町の人のアップ
本当は勝山に帰りたくなかった
こ の家と町を愛し守っていく
のれんが導いた「美しいまちなみ大賞」

第3章 お雛まつり
ここにはお雛が似合う
一番最 初は十軒足らずから
驚きと自信、やってよかった!
女も男も地域の人たちが元気に
自分たちが楽しめない
町を愛するリピー ターを増やそう
活動拠点「顆山亭」の整備
蕎麦を打ち観光客らをもてなす
メンバーが日常的に集まる場
だんじりから生まれる まちづくりの原動力
普段の暮らしに生きる地域のつながり
すべてが生活の延長で自然な広がり
地域の人が喜ぶことを
自分たち のことは自分たちで

第4章 21世紀の真庭塾
“行政は敵”から“住民参加の行政”へ
衝撃を受けた長野県小布施町の景観
セ ンター落成を機に変化した行政と住民の関係
「21世紀の真庭塾」の誕生
真庭塾で見えてきたこと
木材産業を生かした地域振興
木 質バイオマスを利用した真庭をPR
産業と町並みはまちづくりの両輪
真庭塾と応援する会、まちづくりの到達点

第5章 文化 往来館ひしお
ひしお誕生〜醤油蔵プロジェクトのスタート
勝山・町並み委員会の発足
運営は民間で!NPOとなり指定管理者に
応 援する会と町並み委員会
情報発信する場所としてのひしお
ひしおが生み出す文化交流
時間をかけて起こる化学反応
若い世代が 帰ってくるまち

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