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またまた おかやま雑学ノート 第5集





■著者:赤井克己
■仕様:四六判  並製本カバー付き
■頁数:184ページ
■定価:1260円(本体1200円+税)
■ISBN978-4-86069-203-2 C0095
■発行 2008年6月20日

●内容
流されない、黙さない…新聞人の気概!
妄説定着の原因を探る「リットン調査団は大原美術館を訪問したか?」をはじめ、「岡山の農業・土木遺産群は世界遺産に登録出来るか」など、地域の今を読み解く話題に筆はうなる!!

FMくらしきの人気番組「聴いてちょっとためになる話」をまとめた「雑学ノート」シリーズの第5集。人、歴史、出来事……地域の話は奥深いことを実感させてくれるシリーズ。
●著者プロフィル
赤井 克己(あかいかつみ)
1934年岡山県瀬戸町生まれ。58年に山陽新聞社入社。編集局長、常務、専務を経て、98年に山陽印刷社長。02年に同社を退任しハワイ・日米経営学研究所に留学、国際ビジネスを学ぶ。英検1級、国連英検A級、V通訳英検A級。神戸大経営学部卒。87年山陽新聞連載企画「ドキュメント瀬戸大橋」取材班代表で日本新聞協会賞受賞。著書に『67歳前社長のビジネス留学』(私家版)『おかやま雑学ノート』(第1集〜第4集)、『瀬戸内の経済人』『岡山人じゃが第1集〜第4集』(共著・いずれも吉備人出版)など。岡山市栢谷在住
●目次
1 岡山うちそと
中河与一の『愛恋無限』と瀬戸大橋 8
福山合戦の舞台・備中福山城 15
旧河原家住宅と『平家物語』生田の森の戦い 22
倉敷生まれ、明治の異色新聞人秋山定輔 28
市川崑監督と目玉の松ちゃんと玉島 35
文楽「国性爺合戦」を観た 43

2 歴史の行間
幕末、備中を震撼させた倉敷浅尾騒動 52
司馬遼太郎の描く楠本イネ 63
天誅組総裁藤本鉄石と漢学者森田節斎 71
八丈島の宇喜多秀家は困窮の生活だったか? 78
いも代官井戸平左衛門は自刃か、病死か? 88
金沢に戻った宇喜多秀家の妻豪姫は? 95
宇喜多秀家の母・おふく(お鮮)の最期 102

3 老驥櫪に伏するも…
リットン調査団は大原美術館を訪問したか? 110
岡山の農業・土木遺産群は世界遺産に登録出来るか 118
すっきりした岡山県の世界遺産候補 128
「横浜鎖港交渉使節団」団長池田長発を正しく理解するために 135
栄西が得度したのはどちらの安養寺? 148

4 忘れがたい国々
米カンザスシティ、友好と親善の一週間 158
トルーマン大統領記念館兼図書館を訪ねる 167
倉敷の姉妹都市サンクトペルテンの魅力 175

●あとがきより
「老驥 櫪に伏するも、志は千里に在り。烈士の暮年、壮心已まず」は、「駿馬は老いて馬小屋に身を横たえるようになっても、千里を走る志を持つ。節義を重んじる人物は、晩年になっても若い頃の気概を持ち続ける」と理解している。私自身は、後期高齢者目前の駄馬に過ぎないが、新聞人としての気概は今も持ち続けているつもりである。そうした思いのラジオトークを収めているのがこの章である。筆者の意図を踏まえて読んでいただくと一層興味がわくかもしれない。


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