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既刊紹介>>吉備人選書

わたしと岡山大空襲





■サブタイトル:十代に語りつぐ1945.6.29
■シリーズ名:吉備人選書 7
■編著者:日笠俊男(岡山空襲資料センター代表)
■仕様:新書判  並製本カバー付き
■頁数:口絵8ページ+本文158
■定価:1050円(本体1000円+税)
■ISBN978-4-86069-201-8 C0221
■発行 2008年6月29日

●内容
今年も6月29日が近づいてくる。
岡山の町がB-29の空襲に曝され、
2000人以上もの人が犠牲になったたその日−−−
なぜ、岡山は空襲されなければならなかったのか、
何機のB-29がやってきて、どんな爆弾を落としていったのか、
その時市民は何を見て、どんな体験をしたのか…。
岡山の空襲を調べ続けてきた著者が、
高校生に語った岡山空襲の「記憶」と「記録」。
あらためて戦争の怖さを伝えたい…。

●著者プロフィル
日笠俊男(ひかさ・としお)
1933年韓国ソウル生まれ。
岡山大学教育学部卒業。岡山空襲資料センター代表。岡山市在住。
著書――
『B−29墜落甲浦村 1945年6月29日』
『岡山空襲資料センターブックレット』?〜?
『吾は語り継ぐ』(編著)
『米軍資料ルメイの焼夷電撃戦』(共著)
『日本上空の米第20航空軍』(共著)

●目次
・はじめに
T 高等学校での空襲授業
1 少年少女の戦争
銃後/御成町の戦災/弓之町、番町かいわいの戦災/焼夷弾/なぜ岡山が空襲されたのか
▼コラム 岡山大空襲の2種類の焼夷弾の標本
▼コラム バスタブに落ちた焼夷弾M74の図
2 記憶と記録
少年の60年前の体験(1)〜(2)/記憶と記録(1)〜(8)/真実こそいのちと平和のもと
3 岡山大空襲を忘れないで
15年に及ぶ戦争の最後の年に/あれは何だったのか/岡山は予定表の31番目/県史や市史の間違い
4 戦争・空襲から学んだもの
1945年6月29日未明の岡山大空襲/街を地獄の火の海にした焼夷弾/15年戦争・重慶連続爆撃/日本本土への331回の大空襲/おわりに
▼コラム 空襲・戦災を記録する会全国連絡会議 福井大会の報告

U 手記
津川国太郎 『空災の思い出』−アメリカから−
清須 晶子 『空襲3話、その日、その翌日』
黒田 晴吉 『陸軍赤十字病院の負傷兵』
片山 博之 『上道郡沖田村で』
藤原 邦也 『B−29墜落』
家野 元善 『B−29墜落』
山根 英夫 『B−29墜落』

あとがき

●「はじめに」より(一部省略)
11歳の少年の記憶。あれはいったい何だったのか。なぜあのような悲劇が起きたのか。私にはあの岡山大空襲に強いこだわりがある。
  岡山大空襲を忘れないでほしい。その思いばかりで本書をつくった。


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