岡山でみた野鳥−中塚通孝写真集− |
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●写真 中塚通孝
●解説 柳生尚志
●企画・編集 人見写真事務所
●判型 B5判 ヨコ変型
●仕様 上製本クロス装 カラー
●ページ数 72ページ
●ISBN978-4-86069-186-8 C0072
●定価 本体価格3000円+税
●発行 2007年11月11日
顔を見合わせ朝のあいさつを交わすスズメ
夏雲を背に空を見上げるブッポウソウ
雪の中、カメラと遊ぶヤマガラ
……鳥たちの表情がこんなにも豊かだったとは。
写真でしか見ることのできない野鳥たちの素顔があふれる。
小さな命を自然のままで守りたい、そんな祈りが伝わってくる珠玉の写真集です。
岡山で生息する68種類の野鳥たちの、生活のなかでの一瞬の姿を集めた写真集。撮影者の温かいまなざしが伝わってきます。
写歴57年、古里津山を拠点に岡山全域でシャッターを押し続けてきた中塚通孝渾身の写真集
●解説より
「本書には、全部で68の鳥が撮影されているが、クローズアップの写真は数葉しかない。すべて自然の中で暮らす野鳥の生態が四季の自然とともに写されている。
いうまでもないが鳥たちは自然環境に恵まれたところでないと生活できない。この写真集は表題の通り、撮影地は岡山県内に限られているから、県内にも豊かな自然が残され、守られている場所があることを告げ、そのガイドブックにもなっている。その意味では「古里再発見」の書でもある。
写真集を見ると、対象の鳥たちを見つめる写真家の優しいまなざしが伝わってくる。鳥たちも心を許している。
小さな命を自然のままで守りたい、そんな祈りが伝わってくる珠玉の写真集である。」(柳生尚志)
●著者プロフィル
中塚通孝(なかつか・みちたか)
写真集団北斗星会長、未来写真会会長
「岡山写真界の記録」実行委員会委員長
1933年6月7日岡山県津山市生まれ
1951年 フジノンハーフカメラで始める
75年 「やよい写友クラブ」会長(3年間)
76年 フジカラー撮影会特選受賞
83年 女性写真研究会「きさらぎ」会長(18年間)
86年 県北写真連盟会長(2年間)
93年 岡山写真家集団委員長(2年6カ月)
94年『まなざし岡山』(山陽新聞社・岡山写真集団=刊)
岡山写真集団公募展・岡山写真家集団賞1席受賞
95年 コンタックス撮影会京セラ推薦受賞
2000年 日本写真家協会会員
03年 県北写真連盟審査員特別賞受賞
04年 岡山県美術家協会会員
05年 県北写真連盟会長賞1席受賞
岡山県美術展覧会、岡山県勤労者美術展覧会入選
06年 「夫婦で一歩」(夫婦写真展開催)
岡山県天神山文化プラザに写真家集団北斗星の会員と共に「現代の匠」写真作品を寄贈
07年10月 山陽新聞さん太ギャラリーで初個展
写歴57年 津山市河辺在住
●あとがきより
「思えばハーフカメラに始まり、五十七年の歳月が過ぎてしまいました。人物・風景・植物・祭り・また海外へと写真の旅を続けていましたが、ある時、感動のある被写体「岡山で生きる野鳥達」に出合いました。鳥たちの生活をレンズを通してみつめ、人間との関わりを記録することは、環境問題なども含め学ぶことの大きい点に驚いております。
その中で、私なりの経験と知識で感動と出合いを求めた撮影に努力して参りました。本書ではその成果を見て頂きたく存じます。」(中塚通孝・発刊によせて)
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