目の前にある光と影
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●著者 松前 遼
●判型 A4判
●仕様 並製本 カラー
●ページ数 56ページ
●ISBN 978-4−86069-171-4 C0071
●定価 本体価格1600円+税
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目の前の「それ」を描く……力強い描画、光を写す繊細な色彩…松前遼、小説集に続く渾身の画集
「そこに絵があることを、誰もが感じることがあるのだからと、私は、それを信じて、ここに提示する。
身近な岡山の何気ない風景、旅先での印象、そして故郷岩国への郷愁など、目の前にあるその風景が著者の心を揺さぶる。小説『爆音の駆け抜ける町』(吉備人出版)に続き、松前氏の画集には不思議な懐かしさが漂う。
●著者プロフィル
松前 遼(まつまえ・りょう)
戦地から奇跡の帰還を果たした父に従い、家族は転居し、昭和24年山口県岩国市に生まれる。岩国基地のすぐ近くの中学校に通
い、その頃、学校の教師に絵を見出されて、県展に入賞した記憶もある。その後、岩国高校から武蔵野美術大短期に進み、折からの学生運動をノンポリとしてかじる。職を転じ、現在は歯科技工士。2006年に、市内の喫茶ギャラリー「三四郎」にて初めての個展を開き、またもうひとつの私の柱である書きためた小説の中から『爆音の駆け抜ける町』(吉備人出版)を出版した。岡山市在住。
●あとがきより
「明快、明敏、明瞭。これは、私の目指す生き方の方向と一致すると、密かに自負はしているが、絵を描くたび、色の良さには驚かされながらも、何かの不足も感じている。技は、自然に身に付くものとしてともかく、もっと自由で闊達な絵を、これからも模索するに違いない。」(あとがきより)
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