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或る明治女学生日記−岡山・山陽女学校生「石原登女子」の記録−




●著者:太田健一・竹内涼子編
●判型:四六判 並製本
●頁数:350頁
●定価:本体1800円+税
●発行:吉備人出版
●ISBN978-4-86069-166-0

●内容
明治28年から31年の4年間、
乙女の心情と行動を丹念につづった詳細な日記を収録!
当時の岡山の歴史解明に大きな手がかりを提示する!

岡山教会や山陽女学校に関係する信徒、そしてその周辺にいる市民たちの動向を日記は非常によく伝えている。(中略)日記の書かれた四年間は、安部磯雄が岡山教会牧師として在任中であり、彼の教会での講義題名や女史の感想が克明に書き残されているのは誠に興味を注がれるところである。その他、二、三指摘するならば、女史の交際の広さが挙げられよう。炭谷小梅や中川横太郎、河本乙五郎など錚々(そうそう)たる人物と交際し、また様々な人々が女史の私宅を訪れて交遊している点も注目されるところである。(解題より抜粋)

●編者
太田健一(山陽学園大学特任教授)
 1936年岡山市に生まる。1958年岡山大学教育学部卒業。専攻は日本近代史。現職は山陽学園大学教授。著書 に『日本地主制成立過程の研究』(福武書店)、『備前児島野崎家の研究』(共著、(財)竜王会館・山陽新 聞社)、『岡山県の百年』(共著、山川出版社)、『次田大三郎日記』(共著、山陽新聞社)ほか。
竹内涼子(山陽学園大学職員・国際交流室担当)