吉備の歴史に輝く人々
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●著者:柴田 一(就実大学名誉教授)
●判型:四六判、並製本
●頁数:206頁
●予価:本体1500円+税
●発行:吉備人出版
●ISBN978-4-86069-164-6
●内容
古代から現代までの、知っておきたい岡山の歴史人物30人を解説する。
●目次
第一章 人物随想
吉備田狭
吉備真備
和気清麻呂
法 然
栄 西
児島高徳
雪舟等楊
宇喜多直家
池田光政
津田永忠
浦上玉堂
武元君立
黒住宗忠
野崎武左衛門
平賀元義
山田方谷
川手文治郎
犬飼松窓
牧野権六郎
鞍懸吉寅
小松原英太郎
犬養 毅
大原孫三郎
竹久夢二
第二章 人物研究
熊沢蕃山
蕃山の岡山藩帰参の事情/光政が蕃山を知行三千石・番頭に抜擢した理由/蕃山の藩政面
での業績/蕃山の隠退・備前退去の謎/光政・蕃山の不和の原因/蕃山が永忠を非難した理由/結語
武元登々庵
閑谷学校の神童/登々庵の諸国遊歴/蘭学社中の構想と挫折/古詩の研究と
『行庵詩草』 『古詩韻範』
武元君立
閑谷学校の有吉蔵器との出会い/江戸遊学と失意の帰郷/農村問題を論じた
『勧農策』 /岡山藩の寛政改革と湯浅新兵衛/斉藤一興と武元君立の親交/閑谷学校の教授役/
『史鑑』 の完成/君立の死と武元家の動向
赤石希範
明石景誼と明石希範/明石希範の諸国遊歴/幕末・明治期に活躍した二代目退蔵
武元花子
武元和七郎の妻/周平と勇次の閑谷在学/長尾蘭洲と花子/ 『西国巡礼道の記』
と 『出雲道の記』 /岡山藩士中野久治・湯浅新兵衛と花子/花子の和歌の教養と前波黙軒/晩年の花子と登々庵
友山勝次
江原役所と友山代官/桐苗植付仕法と危機管理/山鳴大年の巡回種痘の支援/郷学興譲館の設立/新町の牛市と東西新町の取り立て/商人・職人の誘致と町場の繁栄/日芳橋の架橋/木綿織物の奨励/産物会所と交易会所
●執筆者紹介
柴田 一(しばた はじめ)
昭和5年7月、岡山市上阿知に生まれる。
〃28年3月、岡山大学教育学部を卒業。
〃28年4月〜同51年3月、岡山県下の高校教諭を歴任。
〃51年4月〜同56年3月、岡山県教育委員会文化課、県立博物館に勤務。
〃56年4月〜平成8年3月、兵庫教育大学に勤務。
平成8年4月〜同17年2月、就実大学に勤務。(同13年2月〜同17年2月、就実大学・就実短期大学学長)。
〃17年2月就実学園顧問、就実大学名誉顧問。
著書:『近世豪農の学問と思想』『渋染一揆論』『岡山藩郡代 津田永忠』『備前児島野負ニの研究』(共著)『岡山県の百年』(共著)。
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