著/日笠俊男
●定価735 円(本体価格700円+税)
●B5判/並製本/49頁/ISBN4-906577-75-x
● 発行2001年5月3日
爆撃2分後の「空爆写真」をはじめ貴重な図版で水島空襲がよみがえる!
第2次世界大戦末期、米軍の空襲が全国に広がるなか、当時日本を代表する航空機工場のあった倉敷市水島もその標的となった。従来の市史などの記述を検証しながら、半世紀を経て明らかになる水島空襲の実像。水島空襲爆撃2分後の「空爆写
真」をはじめ、目標となった「水島工場見取り図」、米極東空軍撮影の「水島工場空撮写
真」など貴重な図版を多数掲載。
本書より
「水島空襲は何回攻撃されたのか。そのことが何故問題となるか。それは歴史の事実としての回数を知ることが記録の上で必要という以外の理由はない。歴史の事実に迫ることが記録の要件である。」
著者 日笠俊男(ひかさ としお)
1933年生まれ。県下の中学校校長を経て、現在岡山空襲資料センター代表、山陽学園大学国際文化学部非常勤講師。
主な論文・著書 「気象管制と観天望気」(6.29岡山空襲研究第11号)、「岡山空襲御成町戦災地図」(6.29岡山空襲研究第24号)、『B−29墜落 甲浦村1945年6月29日』(吉備人出版)など。
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