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福武教育文化叢書(1)
犬島ものがたり アートの島の昨日・今日・明日





■書名 福武教育文化叢書(1) 犬島ものがたり
■副題 アートの島の昨日・今日・明日
■著者 在本桂子
■体裁 A5判並製本4色カバー付き
■頁数  186ページ
■定価  1470円(本体1400円+税)
■ISBN978-4-86069-188-2 C0095
■発行 2007年12月31日

■内容
犬島に生まれ、この島をこよなく愛する著者が、
島の昨日・今日そして未来へと案内する一冊

瀬戸内に浮かぶ周囲4キロの犬島。岡山市で唯一人が住む島は、かつては石の島として知られ、大阪城をはじめ日本中にその巨石が運び出された。
現代では、数多くの映画のロケが行われ、舞台芸術の舞台ともなり、今、アートの島として生まれ変わろうとしている。
豊かな自然に恵まれた犬島に生まれ、この島をこよなく愛する著者が、島の昨日・今日そして未来へ案内する。

■執筆者紹介
在本桂子(ありもと・けいこ)
1944年岡山市犬島生まれ。犬島で80年ほど続く在本商店(食料品、雑貨小売り店)を営業。犬島婦人防火クラブ会長、犬島婦人会事務局、犬島再発見の会代表として島内を訪れた人たちに島の魅力を伝えている。「岡山の歳時記」編集委員。著書に「定紋石を見つけた」(『岡山の童話』に収録・リブリオ出版)、『犬島の石 嫁ぎ先発見の旅 犬島ものがたり』(自主出版)など。日本児童文芸家協会、いちばんぼし童話の会、西大寺愛郷会、東備歴史研究協議会所属。

■目次
犬島ってどこ?
第1章 伝説に彩られ
犬島の名前の由来
枕草子と犬島
桃太郎伝説と犬島
人が住み始めた頃
中世瀬戸内海の流通
「釜島」は犬島?
銅の精錬所跡
日本硫黄(株)岡山工場
岡山化学工業(株)の再出発
犬島青年会(青年団)の記録
第2章 小さな島の大きな石
50畳というとてつもない石
犬島石で後生に残る大事業
泉州石匠・河内屋治平衛
江戸城石垣修復工事
モエレ沼公園
犬島土産できました
第3章 島をぐるっと
魚のアパート
天満宮は心のよりどころ
祇園山と祇園様
水道通水
戒神社と岩割り松
犬島白石灯標
犬島海水浴場
犬島公園キャンプ場
岡山市立犬島自然の家
前島うらみ石と犬島の釜石
犬島学園
伊勢のお神楽さん
山の神様
定期船あけぼの丸
オリジナルフレグランス
ふいごまつり
海苔の養殖
島の医療
犬島学園閉校記念碑
第4章 自然のめぐみ
ダメ…おしゃべりしながら酒の肴に
ワカメ…磯の香りがぷーん
ワタリガニ…二杯酢でシンプルに
イシガニ…おいしさは格別
オコゼ…愛嬌のある顔だけど
ママカリ…釣りたてを貰って食べるのが常
テングサ…初夏の大潮の引き潮は
フグのキモと父の顔
サヨリは男前
アナゴ…地物の入荷に合わせ
サワラ「春ごと」
桜…桜とおしゃべりをしながら給食
ハマダイコン…励まされながらお葬式
ハマエンドウ…妹を守ってくれた花
オリーブの丘
ハマヒルガオ…堤防のわずかな隙間から
ハマチドリ…まるでバレリーナ
水仙の花
天体観測
ハマボウフウ
第4章 ようこそ島へ
石原軍団の来島
海の上でのロケ
島が吹き飛んだ
今村昌平監督をご案内
精錬所跡地に捕虜の収容所
二人きりの記念撮影
港を走る柄本さん
今村監督を悼む
ヨーロッパの古城のような趣
大鶴義丹を叱りながら
五十数年前にタイムスリップ
実際の風景よりも美しい
第6章 アートが輝く島
普通のおじさん 犬島に維新派がやってきた(1)
土建屋さん顔負け 犬島に維新派がやってきた(2)
大煙突も空も月も全てが舞台 犬島に維新派がやってきた(3)
シンポジウム 犬島に維新派がやってきた(4)
アートの島へと発信
大阪芸術大学 未来に生きるモアイ計画(1)
愛知県立芸術大学 未来に生きるモアイ計画(2)
京都市立芸術大学 未来に生きるモアイ計画(3)
京都精華大学 未来に生きるモアイ計画(4)
名古屋芸術大学 未来に生きるモアイ計画(5)
倉敷芸術科学大学未来に生きるモアイ計画(6)
音楽イベント開催
恒例となった島展「犬島時間」


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