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心を育てる子育てマニュアル −これだけ知っておけば、子育てに自信が持てる−




著者 高田広之進(タカタ・ヒロノシン)
●判型 A5判
●仕様 並製本 カバー付き
●ページ数 126ページ
●ISBN4-86069-152-0 C0077 Y1300E
●定価 本体価格1300円+税
●発行 2006年12月24日

●内容
25年以上にわたって子どもの心の相談にたずさわってきた精神科医の著者が子育てのポイントを分かりやすく述べた、子育てで悩む親必読の書。分かりやすくすぐ始められる子どもと向き合うための基本原則と実践のコツ。

●著者プロフィル
1956年鳥取市生まれ。岡山大学医学部医学科卒。広島市児童総合相談センター、慈圭病院などの勤務を経て2003年に「たかたクリニック」を開業、子どもや大人の心の相談にあたっている。精神科医、臨床心理士。岡山県立大学非常勤講師。
趣味は絵画・彫刻制作、ジョギング。
著書は「子どもの心を育てる生活」(星和書店)「登校拒否と家庭内暴力」(新興医学出版)(いずれも分担執筆)など。

●第1章/基本編
1 子どもの幸せとは
2 子どもが「大人になる」とは‥
3 子育ては「三つ半」のくり返し
4 家庭の役割とは?
5 理想の母親のタイプは
6 親が落ち着いていること、親がゆとりを持っていること、これが結局とても大切
7 子育ての「三つ半」と「家庭の役割」を実行してもうまくいかない時は?
8 子どもは親の言葉には従わない、親が実際していることをマネる
9 子どもの症状は「危険信号」と考えてみる
10 ストレスについて
11 子どもを変えようとする前に
12 心の発達には三つのヤマ場がある
13 人は自分が育てられたように自分の子どもを育てる
14 性格が決定される三つの要素
15 二分の一の法則
16 《基本編まとめ》子育ての一応の成功とは?
●第2章/発展編
1 「ほめる」ことの大切さについて
2 ほめ方のコツ
3 しかりかたのコツ
4 「禁止」と「罰」を区別してみよう
5 「共感する」ことの大切さ
6 「共感する」コツ
7 「約束を守る」ことについての心がまえ
8 一人っ子の子育てはやはり難しい
9 「赤ちゃん期」(〇〜三歳頃)には人から無条件で愛される体験が必要
10 「悪ガキ期」(三〜十歳頃まで)は「楽しく遊ぶこと」「ほめてもらうこと」が大切
11 「悪ガキ期」に「努力の大切さ」を学ぶこともある
12 「アダルト・チルドレン」とは
13 思春期の入り口の特徴
14 うまく思春期に入れた子どもは「親友」を持つようになる
15 異性と付き合うのは、まず同性の友達としっかり付き合えてから
16 思春期後半のキーワードは「納得がいく」ということ
17 二分の一の法則の応用
18 片親だと子どもはうまく育たないか?
19 「待つ力」をつけさせるコツ
20 「がまんする力」をつけさせるコツ
21 自分で自分のことを決める能力を育てるコツ
22 子どもへのコントロールについて
23 「二重拘束」は避ける
●第3章/症状編
1 不登校について《その1》
  友達とつき合えていれば大丈夫、ひきこもりになるのがまずい
2 不登校について《その2》
  学校に行かせようとするよりは、友達とつき合えるようにしてやった方が解決が早い
3 不登校について《その3》
友達とつき合えるようになるには四つの能力を育てること
4 不登校について《その4》
友達とつき合えるようになるには段階を踏む必要がある
5 不登校について《その5》
「せかさず見守っておく」ことが基本、「ヒマだ」と言い出したら大丈夫
6 不登校について《その6》
統合失調症やアスペルガ―症候群のケースの不登校では「見守っている」だけでは良くない
7 リストカットや摂食障害について
8 チックや吃音、心身症について