旭川を科学するPart2 シリーズ「岡山学」4
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●編者:岡山理科大学『岡山学』研究会
●判型:A5判 並製本
●頁数:140ページ
●定価:1470円(本体1400円+税)
●内容
『岡山学』研究会のシリーズ第4弾。テーマは、岡山県の三大河川の中央を流れる「旭川」の中流域。地学や生物学、化学、考古学などから分析!旭川中流域の地質の成り立ちについて、台風による森林の倒木はなぜ起こったか? 勝山が発展した理由は? 久世地域に大和政権の直轄領「白猪屯倉」が置かれていたかどうか、勝山や誕生寺川流域の歴史、吉備高原都市の現状と課題など、知りたい内容が満載!
●目次:
1、神庭の滝とその周辺の岩石について
2、旭川の中流域の自然と植生
3、旭川と勝山
4、久世に白猪屯倉はあったのか
5、志呂神社と誕生寺川流域
6、吉備高原都市
●著者プロフィル:
能美洋介(のうみ ようすけ)
一九六四年、福岡県生まれ。岡山理科大学総合情報学部。地形面をコンピュータ上で再現し、それを使った地質や地形の成り立ちについて研究しています。
「岡山検定」公式テキスト(分担執筆「岡山の地理(地形・地質)」)、岡山商工会議所編、二〇〇六年。
波田善夫(はだ よしお)
一九四八年、広島県生まれ。岡山理科大学総合情報学部。植物がなぜそこに生育しているのかについて研究しています。
『森の花を楽しむ101のヒント』(分担執筆)垰田 宏監修、東京書籍、二〇〇五年。「岡山県中南部の社叢林植生―特に岡山県内におけるシイノキ属の生態的特性と分布傾向―」(共著)、Naturalistae(10)、二〇〇六年。
橋本惣司(はしもと そうじ) 一九四二年、岡山県生まれ。長く中学校で郷土歴史クラブを指導してきました。真庭市勝山中学校校長を退職後、現在は勝山高田城発掘や、勝山三浦家文書の解読など、真庭市の郷土研究をしています。
亀田修一(かめだ しゅういち)
一九五三年、福岡県生まれ。岡山理科大学総合情報学部。古代の日本と朝鮮半島との関わり、古代の吉備などについて、ものを通
して研究しています。
『日韓古代瓦の研究』吉川弘文館、二〇〇六年。『吉備の古代寺院』(湊哲夫と共著)吉備人出版、二〇〇六年。
志野敏夫(しの としお)
一九五七年、大阪府生まれ。岡山理科大学総合情報学部。古代中国の軍事制度や、日中韓間の交流史を研究していますが、最近は岡山の神社研究にはまっています。
「美作中山神社とオオナムヂ・物部氏―中山神社社伝を中心として―」『岡山理科大学紀要』第41号B人文・社会科学、二〇〇六年。
「地域総合研究会『岡山学』の試み」地域文化ライブラリー2『岡山の歴史と文化』、行人社、二〇〇六年。
高野洋志(たかの ひろし)
一九五五年、島根県生まれ。岡山理科大学総合情報学部。主に南西諸島を中心に、民話、伝承、地名等の研究をしています。
「聖地と葬地―鹿児島県大島郡徳之島町―」、岡山理科大学紀要第38号B、二〇〇二年。
「子供の死にかかわる三つの伝承―徳之島町山集落」『徳之島件郷土研究会報』第二十六号、二〇〇三年。
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