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桃太郎は今も元気だ




おかやま桃太郎研究会・編
発行:岡山市デジタルミュージアム
発売:吉備人出版
A5判、並製
定価:1,400円+税
ISBN4-86069-103-2 C0039
発行日:2005年8月27日

内容
今、桃太郎がその全貌を表そうとしている
だれもが知っている桃太郎。 だが、地域を超え時代の流れの中で桃太郎さまざまな形を見せていた。 歴史、民俗学、民話、そして映像ジャーナリストによるフィールドワークなど、多面 的なアプローチで桃太郎に迫る。

岡山市デジタルミュージアムの開館記念出版
桃太郎は、伝説、昔話、絵本、それらに加えて、芸能の分野など様々な分野で活躍している。それだけ国民生活の中にとけ込み浸透している証拠ともいえる。 岡山市デジタルミュージアムでは、全国各地で語り継がれる桃太郎に関するあらゆる資料を集め、「桃太郎の研究・資料センター」的な役割を担おうとしている。桃太郎の全体像を捉え総合的に資料を展示しようとする試みである。岡山に来れば、いつでも桃太郎に会える、今回の本書の発刊は、その一端である。

目次
第1章桃太郎と温羅伝説 
第2章岡山の桃太郎 
第3章未来へ向けた伝統創り 
第4章桃太郎伝説地を訪ねて

前書きなど
桃太郎は、伝説、昔話、絵本、それらに加えて、芸能の分野など様々な分野で活躍している。それだけ国民生活の中にとけ込み浸透している証拠ともいえる。 岡山市デジタルミュージアムでは、全国各地で語り継がれる桃太郎に関するあらゆる資料を集め、「桃太郎の研究・資料センター」的な役割を担おうとしている。桃太郎の全体像を捉え総合的に資料を展示しようとする試みである。岡山に来れば、いつでも桃太郎に会える、今回の本書の発刊は、その一端である。岡山市デジタルミュージアムの開館記念出版 。

執筆者紹介
臼井洋輔(うすい・ようすけ)
一九四二年岡山県玉野市生まれ。岡山大学法文学部卒業、岡山大学大学院博士課程修了(文学博士)。岡山県博物館副館長を経て、現在は吉備国際大学教授、岡山大学・福山大学非常勤講師。著書に『岡山の甲冑』(山陽新聞社)、『備前刀』(山陽新聞社)、『岡山の文化財』(吉備人出版)、共著に『文化誌日本・岡山県』(講談社)『日本の街道』(集英社)など多数。岡山市在住。

立石憲利(たていし・のりとし)
一九三八年岡山県津山市(旧久米町)生まれ。民話の採訪を始めて半世紀。全国各地で約七〇〇〇話を採録。一〇〇話以上の語り手一三人を発掘。近年は語りも行う。現在、岡山民俗学会理事長、日本民話の会運営委員、岡山語りの会会長。著書に『日本昔話通 観』(同朋舎)、『中国山地の昔話』(三省堂)、『岡山のことわざ十二カ月』(山陽新聞)、『風呂場ばなし』(吉備人出版)など多数。岡山県総社市在住。

加原奈穂子(かはら・なほこ)
岡山県岡山市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位 取得退学。現在は東京藝術大学非常勤講師。専門は、文化人類学・民俗学。論文:「地域アイデンティティ創出の核としての桃太郎」(『日本民俗学』第236号,2003年)、」『旅の文化研究所研究報告』第13号,2004年)など。翻訳書:『アメリカの空へ』(出窓社)。東京都在住。

古川克行(ふるかわ・かつゆき)
一九四二年岡山県真庭市(旧久世町)生まれ。岡山大学法文学部卒。六六年、山陽放送入社、報道、制作、編成で勤務。『テレビ歳時記岡山の民俗』、『鬼ノ城〜東アジアの中の古代山城〜』、『鉄の風土記』、『よみがえる吉備〜亀石と特殊器台』など民俗、古代史に関連した番組を数多く制作。二〇〇三年から岡山市デジタルミュージアムに勤務。映像ディレクターを務める。趣味は史跡探訪。岡山市在住。