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じょんならん




文:三谷泰夫
編集・構成・イラスト:平島智子
定価:1,575円(本体1,500円+税)
ISBN4-86069-081-8 C0095 Y1500E
四六判 並製本 208ページ
2005年2月14日初版発行

内容
じょんならんこんな体で
なんで恋などしてしまうんや
ズタズタになってまうよな予感して
カフェで黙ってしもうた 泣けてきた

じょんならんこの人生を
おまえ助けてくれるんか?


生まれて間もなく脳性小児麻痺となり、両四肢麻痺、言語障害に 「生きる」とは? を問い続けた半世紀 重度障害を持つ著者が、社会と家族、 そして自分自身に向き合ってたドキュメントエッセー。 それは、読む者の魂を揺さぶる……。
※タイトルの「じょんならん」は讃岐弁で「どうしようもない」という意味。

著者プロフィル
文:三谷泰夫(ミタニ ヤスオ)
1956年、香川県引田町生まれ。生まれて間もなく脳性小児麻痺となり、両四肢麻痺、言語障害に。母・房子は、同町で「心身障害児を守る親の会」を立ち上げる。引田町立相生小学校を卒業。1975年、文部省(当時)より中学校卒業程度認定証書を授与。独学でアマチュア無線技師、パソコン検定、インターネット実務検定など様々な資格を取得。また、「香川車イス旅行の会」の会長を務めるなど、電動車椅子で町内外を駆け巡る。パソコンを得てからはプログラム作りに熱中。コミュニケーションツールを駆使して、人的ネットワークをますます広げ、その道のエキスパートに。趣味は、作詞、短歌、書、ジャズなど多彩 。

●編集・構成・イラスト:平島智子(ヒラジマ トモコ)
1961年、引田町生まれ。著者の実妹。香川大学教育学部卒業後、岡山に嫁ぐ。二児の母。元小学校教諭。