現代キャンパスことば辞典―岡山大学編
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岡山で大学生活を送る人、かつて送っていた人に贈る本。
方言や若者ことばに興味がある人にもおすすめします。
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中東靖恵(岡山大学講師)
●定価1,680 円(本体価格1,600円+税)
●四六判、374頁、並製本カバー付き
●ISBN4-86069-022-2
●2002年12月24日第1刷発行
岡山弁と若者言葉が融合すると、そこは言語異空間…地方大学の学生たちが日常的にどんな言葉で会話しているかを、気鋭の社会言語学者が品詞、アクセントの位
置はもとより用例、用法をふんだんに取り入れ、約1000語を辞典としてまとめた一冊。地域の特色、現代性が映し出され、若者文化を知る読み物としても面
白い。
●まえがきより
「大学生のことば」と聞いて、皆さんはどんなことばを想像されるでしょうか? 「ゼミ」「卒論」「コンパ」「サークル」「下宿」「バイト」…など、これらのことばは現役大学生の皆さんにとって毎日の生活でよく使う日常語だと思います。また、かつて大学で学生生活を送ったことのある方なら、こうしたことばを使った経験をお持ちの方も多いでしょう。でも、大学を卒業すればこのようなことばを聞いたり使ったりすることはなくなりますし、大学で学生生活を送ったことのない方にとては、聞いたことはあっても日常語で使うことはあまりないことばではないかと思います。つまり、これらは大学生に特有の語であると言えます。このようなことばは「キャンパスことば」と呼ばれ、1980年代の終わりから90年代にかけて、全国の各大学でその収集が盛んに行われてきました…(後略)
●本文より
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