言語教育用絵本3〜6歳児のことば

言語聴覚士、教育学博士 森壽子(もり としこ)編著 言語教育用絵本3〜6歳児のことば ※『4歳児のことば』2021年4月増刷!

本シリーズ4冊は
  • 耳が聞こえない
  • 発達が遅れている

などのために、ことばが話せないお子様をお持ちの保護者(母親など)、言語聴覚士、学校(聾学校や養護学校)の先生、通園施設や養育機関の指導者を対象に作成された言語教育用絵本です。

特色は
  • 健常児の3歳〜6歳までの言語発達段階に即して必要なことばがすべて網羅されています。
  • 毎週1回、40分間、個別的に言語訓練を受けることを前提に、絵と指導すべきことばや指導内容が対をなして作成されています。
  • ミシン目で切れ目が入れてあり、必要分を切り取って使用できます。
  • 書き込みができます。
  • 1年間の長期にわたって段階的に指導できます。

シリーズ一覧

訓練では全4冊すべてを使用する必要はなく、
お子様の言語年齢に該当する絵本教材から開始(実生活年齢は無関係)。
必要に合わせて使用できます。

本書シリーズの使い方(PDF)

4歳児のことばの使い方のYoutubeが見られます。
3歳児、5歳児、6歳児の本をご利用の方もぜひ参考にしてください。

  • 3歳児のことば 表出語彙数500語前後

    理解語彙年齢3歳0ヶ月程度のお子様が対象

    5W1Hの質問応答訓練を反復することで、他人との基本的なコミュニケーション成立を叶え、基本的会話能力が習得できる。

    A4判、225ページ、本体4200円+税

    3歳児のことば
  • 4歳児のことば 表出語彙数1000語前後

    理解語彙年齢4歳0ヶ月程度のお子様が対象

    絵を手がかりに、自分が日々経験しているが形のない事象を言葉で表現する訓練ができ、思考の道具として言葉が使用できる。

    A4判、192ページ、本体4200円+税

    4歳児のことば

    2021年4月12日 増刷出来!言語教育絵本『4歳児のことば』

    今回の増刷では、QRコードから、著者の森壽子先生が本書の使い方の注意点や言語をより習得しやすい学習法を動画で解説したものをご覧いただけるようになりました。

    ご購入はこちらから

  • 5歳児のことば 表出語彙数1600語前後

    理解語彙年齢5歳0ヶ月程度のお子様が対象

    かな文字による文章の読み書きと復唱訓練をし、絵がなくても言葉を聞いただけで、具体的な言葉を想起し、言葉でのやりとりがほぼ自由にできる。

    A4判、295ページ、本体4500円+税

    5歳児のことば
  • 6歳児のことば 表出語彙数2300語前後

    理解語彙年齢6歳0ヶ月程度のお子様が対象

    日本語の話ことばの総仕上げに位置する内容で、話ことばの完成を図る。
    話ことばの能力が豊かなほど、「9歳の壁」(9歳で伸び悩む現象)に突き当たらない土台ができる。

    A4判、215ページ、本体4500円+税

    6歳児のことば

お求めは、吉備人出版、またはアマゾンなどのネット書店で。

内容についてのお問い合わせ先:藤本耳鼻咽喉科クリニック
〒702-8005 岡山市中区江崎83-1
電話:086-274-4133

発売:吉備人出版
〒700-0823 岡山市北区丸の内2丁目11-22
電話:086-235-3456
Eメール:books@kibito.co.jp

言語教育用絵本教材 読者感想

  • 今はもう子どもは就学しましたが、言葉の発達に遅れがあり著者に言語訓練をして貰いました。
    内容としては結構難しい語彙、場面などが出てくるのですが、小学校に入ってから「この教材で訓練を受けておいて本当に良かった」と思う程に役に立ちました。

    幼児の言語訓練の教材はなかなかないと思うのですが、発達障害に伴う言葉の遅れ等には本当に役に立ちます。
    訓練することに意味があります。やっている時にはその重要性が理解できない時期もありましたが、今となってはこの教材がどんなに役に立つものが思い知らされました。
    中には使い方も丁寧に書かれています。本自体にどんどん書き込みをして使用しました。
    言葉に遅れがあって悩む親には本当に役に立ちます。

  • 「3歳児のことば」と同様に、こどもの興味をひく絵とともに、それぞれの絵に関する指導法が一緒に提示されています。
    乗り物の名前にはじまり、本の終わりにはお話の理解と表現までと段階的に絵が提示され、より細やかで豊かな言葉の理解、表現へと導けるように工夫されています。
    子供の言語訓練に携わるすべての方におすすめです。

  • 小児の言語訓練で、教材として実際に使用しています。
    この本は発達に即して、段階的にことばを学習することができる内容になっています。
    このため、徐々に生活の中でも、ことばを上手に使えるようになるのだと思います。
    この1冊を完了するころには、ことばでの基本的なやり取りがしやすくなり、「親子での会話を楽しめるようになった」と、保護者の皆様からも多くの声をいただいています。

    1枚1枚、切り離して使用できるため、文字や絵を書き込むこともできます。
    使用方法も限定することなく、その子の状態に応じて、様々な使い方が出来るので、大変助かっています。
    また、使用例が細やかに記載されているので、小児の言語訓練に携わる方だけでなく、どのようにことばを教えてあげたらよいか、困っている保護者の皆様の心強い味方となる本だと思います。

  • 児童相談所で発達検査を受けたところ、ことばのやりとりができないために、普通学級に就学せることが難しいとの判定がでました。
    親として途方に暮れました。そのようなときにこの本と出会いました。
    家で毎日、5か月間、この本に従って訓練を続けました。
    絵に対応して指導の方法が具体的に書いてありました。
    藁にもすがる思いで、一生懸命に訓練しました。
    ほぼ1冊が完了した時点で、再び児童相談所の知謀検査を受けました。
    判定は「この状態なら普通学級で勉強できるのではないか」でした。うれしかったです。
    4月のころの絶望が嘘のようです。
    就学まであと1年余りはありますので、これからも毎日、言語訓練をする予定です。
    私のような悩みを持った親は全国にいったいおられるはずです。
    発達障害児の言語訓練をしてくれる専門機関が非常に少ないと聞きます。
    あきらめないで行動してください。
    この本は言葉がない子供に一つずつ言葉を教えて行くために、非常に優れた指導書、手引き書となります。
    私の経験から自信を持ってお勧めします。

  • 三省堂の「こどもことば絵じてん」を今まで使っていたのですが、これを入手してからはかなり頻回にこちらを使用するようになりました。
    まずミシン目が入っているので切り離してカードとして使えるので便利。(ただし、改訂版が出るときにはもう少し切り取り易くする工夫があっても良いかも。かなり分厚い冊子から切り離していくためには、紙がもう少し厚いか、ミシン目が少し深いほうが良い。冊子の真ん中あたりのページを切り離すときに破れかけたことが数回あったので)。
    子どもが触って、折り曲げたり投げたりして痛むのでパウチをしてカードとして使っています。
    それから目次を見たときに頭ではわかっていたのですが、実際、使ってみると、ことばの発達・獲得を促す指導の組み立てを考えて構成されていることを実感しました。
    使うほどに味がわかる・・・とでも言うのでしょうか、使ううちに「なるほど!」と実感することが多いと思います。
    マニュアル嫌いなので「指導内容」ページはとばしていたのですが、指導に使ってみてから「内容」を読んでみると、納得できると思います。
    この本は指導経験のある人の指導の道具としてだけでなく、教材研究の材料としても、また、はじめてことばの指導を行う新人先生にも、指導の組み立てを考える参考書になるという意味でとても役立つのではないでしょうか。
    もちろん、これから指導について勉強する人、指導の実習に入る学生さんにも役立つかもしれません。

    そしてひとつひとつの絵が素朴で丁寧で絵本的です。テレビなどでいろいろな視覚効果に慣れ親しんでいる子どもたちも、結構こうした絵本的な味のある絵にも引きつけられるようです。

    けして安価とは言えない本で、最初は躊躇したのですが、いろいろに使い方を工夫できるので値段以上の価値があったと今では納得しています。

  • 「5歳児のことば」の頭に「言語教育絵本教材」と書いてあります。
    手にとってページをめくっていくにつれ、その意味を実感できました。
    指導教材という目で見ているときには書かれている"使い方"に注目することが多く、教材としては、1ページずつ切り離してパウチして使うのが良いとは思いますが、視点を変えて、"絵本"という目で見ると、何冊もの上質の絵本がひとつに綴じられているような本で、切り離してしまうのが惜しくなってきてしまいました。
    絵ひとつひとつに気持ちがこもっていて心があたたかくなります。絵本好きの方は共感いただけるのではないでしょうか。
    2冊買って、1冊を教材用にカードにし、もう1冊は絵本として切り離さずに大切にとっておきたい、そんな気持ちになります。

    もちろんシリーズ3冊目になりますが、通して教材としての内容の豊富さにもおどろきます。
    5歳段階で、幅広い豊かなことば・概念・コミュニケーションが求められるために、内容はシリーズ最大となったようです。
    このページはAちゃん用にこんな状況設定で使おう、こっちのページはBちゃんに、この絵をCくんに見せたら何て言うだろうか、このページを見ながらDちゃん、Eくんとあれこれと話をしたら楽しいだろうな、と楽しい計画と妄想で頭がいっぱいになります。

    ひとりの子どもの1年間の指導の展開に使えるとともに、段階の異なる複数の子どもへの多様な指導にも使えると思います。
    使うひとの工夫によって、さらに楽しい様々な使い方が見つかるかもしれないですね。

  • 息子は、ことばの遅れを指摘されておりますが、森先生の「3歳児のことば」に出会い、コツコツ毎日家庭で取り組むことで、少しずつですが、会話量が増えて参りました。
    我が家の場合は、認知発達の遅れから来る言葉の遅れでしたので、こちらの御本が非常に効果的だったのではないかと推察いたします。
    今までは、絵本の読み聞かせを重点的に行っていましたが、系統的に言語を習得するには、森先生の御本を教材に使った方が良いという結論に至りました。
    大人のペースと違い、子供のペースに合わせると習得に時間をかける必要がありもどかしい思いもしますが、でも、これがいちばんの早道なのだと信じて辛抱しながら取り組んでいます。

  • 小児の言語指導をしている者です。同シリーズの「3歳児のことば」と「4歳児のことば」を現在、臨床で使用しています。
    聴覚障害児だけでなく、自閉症等の発達障害児やダウン症児などにも使用しており、次の段階の教材を待っていました。
    本書は、「5歳児」の指導用に語彙数がかなり増えましたが、語彙の意味やつながり、文章表現の仕方、やりとりの練習をするための質問の仕方、応答のさせ方など、内容もとても豊富になったと思います。
    また、書く練習、読む練習、復唱の練習、質問-応答の練習といろいろな使い方ができるようになっています。
    何より、5歳児の段階で、「何を」、「どのように」指導し、子どもが日常使用することばを豊かにしていけばよいのかがわかりやすいことがありがたいです。
    本の中の絵も、ほのぼのとして温かみがあり、とても癒されます。お薦めです。

  • 聴覚障害児や発達障害児の指導を行っている者です。
    このシリーズの「4歳児のことば」もそうですが、体系的な指導が出来る、こういう本が今までありませんでした。
    指導すべきことが親御さんにもわかるように具体的に書いてあるので使いやすく、1枚1枚切り離して使えるのも便利です。
    こういう本が欲しかったので、その後のシリーズも是非出して欲しいと思います。

  • 言語聴覚士の方に紹介をして頂いた本です。
    この本を書かれた先生がこの本の中でおっしゃっていますが、親子のコミュニケーションを大切にして親子で会話をすることを楽しんですすめていける本だと思います。
    1ページ1ページどういうふうに子供に尋ねて行けばよいかも詳しく書かれているのでとてもわかりやすいです。

  • 言語聴覚士です。最近は小児の言語指導からは、離れているのですが、この本が私が学生の頃、または、言語聴覚士になりたてのころにあったら、すごく助かったのにと思います。
    小児の言語指導を勉強中の学生さん、または、新人の言語聴覚士さんには、特におすすめです。
    絵カードとして使うだけでも、すごく魅力的な本書ですが、それぞれの絵カードについて指導のポイントが書かれていて、それが体系的にまとめられています。
    例えば、絵の呼称に関してはもちろんですが、飲みもの、食べもの、乗りものなどカテゴリーの理解からはじまり、本の終わり頃には状況の説明を2~3語文でするといったように段階的に、絵が提示され、それぞれの絵にどう指導すればいいかも同時に説明されています。
    小児の言語訓練に携わる方すべてにとって心強い本だと思います。
    私自身、外国人と接する機会が多いのですが、日本語を学ぼうとする外国人の方にもいいのではと思います。

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