書籍紹介

近刊・新刊

  • まだ、夢を見続ける

    田中真直 画文集
    新刊
    著者 田中 真直 (著・画)
    発行吉備人出版
    仕様 A5変 並製本
    ページ数 70ページ
    価格本体1,200円+税
    ISBN978-4-86069-753-2  C0095
    初版年月日2024年10月23日
    書店発売日2024年10月14日
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    夢がかなうまではボロボロになっても生きてやる。

    つぶやき、叫ぶ、自問自答……
    ほっこり自画像に
    不思議と元気が湧いてくる

    70歳を超え、人生の最終コーナーに差し掛かった今、何を考え、どう生きて行くのか――。
    著者は獣医師をやりながら、土を耕し、竹籠を編む。そして思いのまま筆を執った。
    その言葉、その心境に励まされる……。

    目次


    描き始めの頃/長く生きて/夢 /酒と煙草/美について/理想の生活/人生訓/生き様/最近のほっこり絵/おわりに/

    著者プロフィール

    田中 真直

    1952年広島県生まれ。山口大学獣医学科卒業、1978年岡山県倉敷市玉島に田中犬猫病院を開設。
    2016年岡山県矢掛町で古民家を購入し、農業や竹籠づくりを始める。2023年から絵を描き始める。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 駅から登る岡山の山100座2

    新刊
    著者 守屋益男 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 219ページ
    価格本体1,800円+税
    ISBN978-4-86069-743-3  C0075
    初版年月日2024年10月5日
    書店発売日2024年10月15日
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    好評!電車に揺られて、のんびりと“日帰り登山”を楽しむためのガイドブック『駅から登る岡山の山100座』第2弾。
    電車で行って電車で帰る「日帰り登山」に新たな100座!

    岡山県内の各駅から歩ける100座を起点駅からのルートマップと分かりやすい解説で紹介。
    詳細なコースガイド、往復のコースタイム、列車の運行情報を記載。

    山陽本線沿線(15座)、水島臨海鉄道沿線(2座)、赤穂線沿線(14座)、桃太郎線沿線(9座)、伯備線沿線(13座)、井原鉄道沿線(8座)、津山線沿線(15座)、因美線沿線(1座)、瀬戸大橋線沿線(8座)、宇野みなと線沿線(8座)、姫新線沿線(7座)〔合計100座〕

    目次

    はじめに 
    岡山県鉄道路線・駅図 
    山登りの基礎知識 

    山陽本線沿線の山15座
    三石駅〇高尾山/吉永駅○南方森林公園/和気駅○和気富士/和気駅○城山・衣笠山/熊山駅○外国山/万富駅○龍神山/瀬戸駅○長尾山/瀬戸駅○小廻山・上ノ山/倉敷駅○向山/西阿知駅○八幡山/金光駅○安芸守山/鴨方駅○泉山/里庄駅○毛野無羅山/笠岡駅○応神山/笠岡駅○バックリ山

    水島臨海鉄道沿線の山2座
    福井駅・浦田駅○大平山/水島駅○亀島山

    赤穂線沿線の山14座
    西大寺駅○雨乞山/大富駅○大富山/邑久駅○堂山/邑久駅○高砂山/長船駅○甲山/香登駅○大谷山/香登駅○高山/伊部駅○医王山/西片上駅○観音山/備前片上駅○観音寺山/伊里駅○向山・前山/日生駅○色見山/日生駅○烏泊山/日生駅○日生山

    桃太郎線沿線の山9座
    備前三門駅○坊主山/吉備津駅○名越山/吉備津駅○鼓山/備中高松駅○石井山/足守駅○庚申山/足守駅○冠山/服部駅○長良山/総社駅○伊与部山/総社駅○三輪山

    伯備線沿線の山13座
    清音駅○福山/豪渓駅○秋葉山/豪渓駅○宍粟城山/豪渓駅○鍵山/美袋駅○金頭山/備中広瀬駅○鷹巣山備中高梁駅○愛宕山/備中高梁駅○高倉山/木野山駅○高山/備中川面駅○金毘羅山/井倉駅○高平山/石蟹駅○石蟹山城/新見駅○黒髪山

    井原鉄道沿線の山8座
    川辺宿駅○内出山/吉備真備駅○反古山/備中呉妹駅○高馬山/三谷駅○猿掛山/矢掛駅○伽藍山/小田駅○神戸山・鳶山/早雲の里荏原駅○浅香山/いずえ駅○戸木荒神山城跡・飛ヶ迫山

    津山線沿線の山15座
    備前原駅○龍ノロ山/玉柏駅○牟佐山/牧山駅○金山/野々口駅○野々口山/金川駅○赤磐富士/建部駅○夙山/福渡駅○法寿山/神目駅○西畑山/弓削駅○仏教寺山/誕生寺駅○高坊山/小原駅○小原山/亀甲駅○亀甲龍王山/佐良山駅○打穴山/津山口駅○神楽尾山/津山駅○南横山

    因美線沿線の山1座
    美作滝尾駅○烏山

    瀬戸大橋線沿線の山8座
    妹尾駅○春辺山/茶屋町駅○天城山/植松駅○大辻山/木見駅○奥ノ谷山・戸山城跡/上の町駅○仙随山/児島駅○三百山/児島駅○鷲羽山/児島駅○神道山

    宇野みなと線沿線の山8座
    彦崎駅○稲荷山/備前片岡駅○九十九山/迫川駅○陣山/迫川駅○千々ヶ峰常山駅○常山 /八浜駅○麦飯山/備前田井駅○十禅寺山/宇野駅○高辺山

    姫新線沿線の山7座
    林野駅○林野城山/勝間田駅○七十山/東津山駅○国分寺山/院庄駅○狐塚山/美作千代駅○久米城山/美作追分駅○若林山/久世駅○久世山

    索引(山名から引く) 

    著者プロフィール

    守屋益男

    1935年岡山市生まれ。日本勤労者山岳連盟元顧問。山陽カルチャーマウンテンクラブ顧問。山陽登山入門講座元講師。
    23歳から登山を始め、国内では県内から中四国の主な山、日本百名山すべてに登頂。海外ではモンブラン、キリマンジャロ等に登る。著書に『中四国兵庫の山百選』(山陽新聞社)、『新ルート岡山の山百選』『新岡山の山100選』(監修)、『駅から登る岡山の山100座』『登山四方山話

    人はなぜ山へ登るのか』(いずれも吉備人出版)など多数。『登山詳細図』シリーズを考案し、岡山エリアでは「熊山」「龍ノ口・金山」「福山・軽部山・日差山」「和気アルプスほか」など、関西の山では「六甲山系東編」「同西編」、首都圏では「高尾山・景信山・陣馬山」「奥多摩東部」「東丹沢」「西丹沢」(いずれも吉備人出版)などがある。
    2023年8月11日没。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 岡山人じゃが2024

    新刊
    著者 岡山ペンクラブ (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 175ページ
    価格本体1,200円+税
    ISBN978-4-86069-752-5  C0095
    初版年月日2024年9月30日
    書店発売日2024年10月7日
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    地域の人と歴史を掘り起こす、岡山ペンクラブの『岡山人じゃが』シリーズ最新刊!
    巻頭特集は、岡山市の「文学によるまちづくり」のこれまでとこれから。

    目次

    ◎口絵カラー/商店街や廃校を会場に文学フェスティバル

    ■文学によるまちづくりが目指すのはまちの魅力の掘り起こし……山川隆之
    ■90歳最後?の遠ぼえ― 郷土史を正しく理解しよう ―……赤井克己
    新聞連載小説「孤城春たり」と山田方谷― 熊田恰に始まり熊田で終わった傑作 ―
    ◎万富東大寺瓦窯跡(岡山・瀬戸町)を調査、国史跡指定に奔走した郷土史家荒木誠一
    ◎倉敷の街づくり恩人大原總一郎、浦辺鎮太郎とローテンブルク構想の謎
    ■『横仙歌舞伎』を顕彰する~岡山県北の芸能文化を支える人々~……廣坂武昌
    ■奈義町民話伝説・狂言仕立て「さんぶたろう」出生譚……廣坂武昌
    ■ 連載小説「雪舟等楊とその時代」(一〜三章)……今西宏康
    ■「鉄」と「和気公」(和気清麻呂公生誕1300年祭に向けて)……今西宏康
    ■中四国初「日本天文遺産」に認定された倉敷天文台と関連遺産
    ~原澄治氏と水野千里氏 100年の夢と友情~……石津圭子
    ■人生 赤と白、二つの顔、名前を持った阿哲の人
    文芸評論家・赤木桁平のちに軍事評論家・池崎忠孝、桁平時代は漱石山房の高弟……池田武彦 ◎コラム 名曲を追って ……池田武彦
    ■【戦後80年 岡山経済史】産業人編 
    戦災復興から高度成長・バブルへ、個性が燃えた岡山の産業人たち……猪木正実
    ■備前焼、未来をつくる3つの熱狂……松原龍之

    著者プロフィール

    岡山ペンクラブ

    2003年6月に発足した文化団体。岡山の文化の発展を願い、積極的に発言・提言することを目的としている。現在の会員は、地元新聞社、放送局、出版社で仕事をしたOBや現役編集者など文筆活動にかかわる人たちが中心である。これまでに『岡山人じゃが―〈ばらずし的県民性論〉』(2004年)、『岡山人じゃが2―〈ばらずし的県民〉の底力』(2005年)をはじめ、2009年から地域総合文化誌『岡山人じゃが』シリーズを出版。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • あかはまが池 不思議伝説 佐吉と摩耶

    新刊
    著者 𡈽野 美惠子 (著・画)
    発行吉備人出版
    仕様 B5横 上製本
    ページ数 34ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-744-0  C0795
    初版年月日2024年8月26日
    書店発売日2024年9月3日
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    岡山県総社市の鬼ノ城周辺に伝わっていた物語が絵本に─。

    村人の佐吉は、透き通るような白い肌、切れ長の大きな目、青味を帯びた豊かな黒髪をした女性・摩耶を嫁にした。
    ところが摩耶は、毎夜家を抜け出し出かけて行く。ある夜、佐吉が後を着けると、本当の妻の姿が明らかに…。

    著者プロフィール

    𡈽野 美惠子

    昭和25年岡山県生まれ。岡山大学卒業後、大阪府内の小・中学校に教師として37年在職。
    著書は『愛犬リンと暮らして─恋人ならぬ恋犬同士リキとリン─』(前編・続編改訂版)(本の泉社、2014年)、『あまのじゃくの涙』(東京図書出版、2016年)、『天空の城「鬼ノ城」を巡る鬼退治伝説 吉備国の桃太郎』(吉備人出版、2023年)など。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 秘界マガムジャ村通信

    新刊
    著者 尾張 始 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 409ページ
    価格本体2,300円+税
    ISBN978-4-86069-750-1  C8093
    初版年月日2024年8月15日
    書店発売日2024年8月15日
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    現代社会に対するアイロニーに満ちたファンタジー長編

    マガムジャ村は、世界地図のどこにあるのかわからない村。村の決まり事を決めるのは子どもたち。
    「戦争」はもちろん「平和」という言葉さえなくなった村に、どこからか知らない人間が迷い込んできた。

    「戦争を知らない子どもたち」。
    戦争を知らない子どもたちによる社会って、どんな世の中だろうか?
    物語世界で想像の翼を思いっきり広げて、大きく羽ばたかせようとした、作者畢生(ひっせい)の一作。

    著者プロフィール

    尾張 始

    1951年岡山市生まれ。1974年岡山大学卒業後、倉敷市役所に勤務。「くらしきどうわ」(倉敷市教育委員会主催)への応募をきっかけに、地元の童話同好会、岡山児童文学会「松ぼっくり」に参加。先学、仲間の薫陶を受けて作品創作に挑む。
    創作活動のなか「戦争を知らない子どもたち」という歌の文句から「戦争を知らない世界」を描こうと思いつく。自らの生活経験を踏まえたうえで、現世の価値観を転倒させた意外性に満ちた実験作として本作を書き上げた。
    倉敷市に在住

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 人はなぜ山へ登るのか

    登山四方山話
    新刊
    著者 守屋 益男 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 216ページ
    価格本体1,800円+税
    ISBN978-4-86069-751-8  C0095
    初版年月日2024年8月11日
    書店発売日2024年8月11日
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    23歳で山の魅力に取りつかれ、モンブランやキリマンジャロなど世界中の山に挑み、日本勤労者山岳連盟会長も務めた守屋益男さん。
    その経験を元に地元マウンテンクラブでの指導の傍ら、登山ガイドブックの編集や、自らの足で踏査し、より詳しく正確な情報を掲載した登山詳細図を考案するなど登山者の安全を考え続けました。2023年8月11日没。
    本書は、「人はなぜ山に登るのか」を主題に、守屋益男さん自身の登山記録、登山紀行等をまとめたものです。

    目次

    はじめに
    『人はなぜ山へ登るのか』を考える
    モンブラン登頂/エルブルース登頂/キリマンジャロ登頂/アララット山登頂/玉山登頂/ムラセン山登頂/コジオスコ山登頂/オリンポス山登頂/トゥヴカル山登頂/マウナ・ロア登頂/カイラス巡礼/漢拏山登頂/ベン・ネビス登頂/バルチスタン紀行/ミルフォードトラック紀行/天山シルクロード紀行/天山未踏峰カシカール登頂
    日本百名山登頂記録
    守屋益男 登山経歴

    著者プロフィール

    守屋 益男

    1935年岡山市生まれ。日本勤労者山岳連盟前顧問。山陽カルチャーマウンテンクラブ顧問。山陽登山入門講座前講師。
    23歳から登山を始め、国内では県内から中四国の主な山、日本百名山すべてに登頂。
    海外ではモンブラン、キリマンジャロ、アララット山、エルブルース、キナバル山、マウナロア、漢拏山、玉山等に登山隊長として登頂。1994年、天山・カシカール峰(6,347m)へ登山隊総隊長として参加、6名が初登頂。聖山カイラス巡礼2回。ゴーキョピーク、チョモランマBC、K2BC等をトレッキング隊長として踏破。2016年1月、満80歳でキリマンジャロ最高地点・ウフルピーク(5,895m)踏破。
    著書に『岡山の山百選』『中四国兵庫の山百選』(いずれも山陽新聞社)、『海外トレッキング入門』(共著・大月書店)、『駅から登る岡山の山100座』、『新ルート岡山の山百選』(監修)『新岡山の山100選』(監修・いずれも吉備人出版)など多数。
    『登山詳細図』シリーズを考案し、岡山エリアでは「熊山」「龍ノ口・金山」「福山・軽部山・日差山」「和気アルプス他」など、関西の山では「六甲山系東編」「同西編」、首都圏では「高尾山・景信山・陣馬山」「奥多摩東部」「東丹沢」「西丹沢」(いずれも吉備人出版)などがある。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 問いかける陽明学 中江藤樹・熊沢蕃山・山田方谷

    新刊
    著者 高橋 文博 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 上製本
    ページ数 248ページ
    価格本体2,700円+税
    ISBN978-4-86069-745-7  C0021
    初版年月日2024年8月8日
    書店発売日2024年8月22日
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    封建制という身分社会の中で人間の本質的平等を主張し、
    「道徳」に基づく人間・政治・社会を追究したことに
    3人の共通点を見い出す!

    山田方谷の思想についての講演・講義のご依頼をいただき、方谷について少しく調べていました。方谷の思想はなかなか奥深いものがあります。
    方谷は、中江藤樹、熊沢蕃山と同様、王陽明に学びながら深い内省を経て、人間の本質的平等を説いています。この三人は、身分社会の中で、それぞれの仕方で、道徳に基づく人間と社会を求めました。
    彼らの思想は、甚だしく状況の異なる現代のわれわれに対しても、とりわけ、時に名利の欲に傾くわれわれに対して、強い訴求力をもって問いかけていると思われるのです。(「あとがき」より抜粋)

    目次

    一章 儒教における孝の精神 閑谷学校の原点
    二章 原型としての中江藤樹
    三章 後の君子を俟つ熊沢蕃山
    四章 草野の人山田方谷
    補説 陽明学の近世日本における展開
    附論 備前心学をめぐる儒仏論争

    著者プロフィール

    高橋 文博

    1948年群馬県生まれ。1972年東京大学文学部卒業、1977年東京大学大学院博士課程単位取得退学。岡山大学教授を経て、現在は岡山大学名誉教授。博士(人文科学・倫理学)。
    主要著書は『近世の心身論』(ぺりかん社、1990年)、『吉田松陰』(清水書院、1998年)、『近世の死生観』(ぺりかん社、2006年)、『近代日本の倫理思想』(思文閣出版、2012年)など。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 数楽通信

    新刊
    著者 河合 伸昭 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 89ページ
    価格本体1,200円+税
    ISBN978-4-86069-749-5  C0095
    初版年月日2024年7月15日
    書店発売日2024年7月20日
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    微分積分、因数分解……苦手な数学が、ちょっと身近に感じる自主夜間中学の数学教師が解きほぐす楽しい数学の世界。

    「数学って役に立つ」「苦手でも、ここはわかった」―そんな気持ちにさせてくれるコラム集。
    数学の世界の面白さを知ってほしいとの工夫と話題に満ちた41話。

    目次

    1 そめいよしの/2 数学の語呂合わせ/3 見上げてご覧、夜の月を/4 因数分解・微積分はいらないか そのⅠ/5 因数分解・微積分はいらないか そのⅡ/6 単位についてⅠ なぜデシリットル/7 単位についてⅡ メートル法からアール・ヘクタール/8 マイクロとミクロとマクロ/9 千載一遇とは 大きな数と小さな数/10 ルネッサンスと位取り記数法/11 i実際には存在しない数/12 絶対と相対 正の数・負の数/13 十三日の金曜日/14 方程式とは アルジャブル・アルムカーバラ/15 マイナス×マイナスがなぜプラスか/16 澪標 みおつくし/17 ペンタゴンと黄金比/18 黄金比Ⅱ/19 真鍋先生ノーベル賞受賞記念号/20 ナイチンゲールは統計学者だった/21 プリンプトン322 古代史の数学ミステリーそのⅠ/22 プリンプトン322 古代史の数学ミステリーそのⅡ 三角比との関係/23 プリンプトン322 古代史の数学ミステリーそのⅢ 最後のどんでん返し/24 プリンプトン322 古代史の数学ミステリーそのⅢ 最後のどんでん返し/25 岡山自主夜間中ではICT・アクティブ・ラーニング/26 フラクタル(分数はフラクションFraction) /27 ペッパーからネイピアへ/28 「イマジン」と「ファンタジア」/29 賢者とは 「賢者の贈り物」と「賢者の石」/30 新しい眼を開こう 進化の奇跡と座標/31 比と無理数/32 具体から抽象へ —算数から数学へⅠ—/33 数字から文字へ —算数から数学へⅡ—/34 悪魔に魂を売った男/35 かけ算九九/36 鶴亀算/37 和歌に隠された教訓とマグニチュード/38 「不思議の国のアリス」とDRINK MEと割り算/39 視点を変える。発想の転換/40 和算と切支丹/41 急がば回れ
    付録1 √記号
    付録2 計算尺

    著者プロフィール

    河合 伸昭

    1954年生まれ。大阪大学基礎工学部卒、同大学院修士課程修了。大阪府立、岡山県立及び市立高校教諭。
    グラフ電卓を数学の授業に活用するT.T.T.(Teachers Teach with Technology)に参加し、東京理科大学でのT.T.T.年会で、発表。日本数学教育学会でも発表。2012年韓国でのCME12(International Congress on Mathematical Education)では招待され、韓国の高校生に公開授業を行う。
    現在岡山県立邑久高校、岡山自主夜間中、トライ高等学院(通信制サポート校)等の講師。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 勝央町制施行70周年記念『勝央の金時』

    新刊
    著者 勝央民話を語る会ちゃんちゃんこ (編) 植月 妙美 (画、イラスト) 立石 憲利 (監修)
    発行吉備人出版
    仕様 A4判 上製本
    ページ数 32ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-734-1  C0793
    初版年月日2024年7月11日
    書店発売日2024年7月23日
    • 本をご注文される場合は「本のご注文」ページをご覧ください。
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    「金太郎」のモデルとなった平安時代の武将「坂田の金時」。
    京の都で武将になった金太郎は、九州に賊の征伐に向かう途中に病気で亡くなる。
    その終焉の地が岡山県勝央町といわれ、金時を祀る栗柄(くりから)神社をはじめ、亡くなった場所とされる山の紫雲山(しうんざん)、金時が亡き後に大将の源頼光が身を清めて九州に向かったという塩滝などの遺跡が残る。
    勝央町に伝わる「金太郎」の物語を、地元の語り部グループが絵本にした。

    著者プロフィール

    勝央民話を語る会ちゃんちゃんこ

    2007年に「立石おじさんの語りの学校」の受講生で発足。
    勝央町立勝央図書館のイベントや小学校、学童保育、老人施設等で民話の語りの活動を実施。勝央町の民話を再話した『勝央の民話(第1集)』(2012)、『勝央の民話(第2集)』(2016)を発行。
    岡山県読書推進表彰受賞(2018)、文部科学大臣表彰受賞(子供の読書活動)(2023)。岡山県語りのネットワーク会員。

    植月 妙美

    三重大学教育学部卒。特別支援学校、小学校の元教諭。民話の語り部活動のみならず、趣味は水彩画、筝曲演奏、書道等多才。「むかし話を楽しむ会」では、雰囲気にあったやさしい色合いの背景画を制作し、好評を博す。「立石おじさんの昔話」(ユーチューブ配信中)の背景も担当。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 新版改訂 高尾山登山詳細図 全132コース 1:12,500

    陣馬山 景信山 城山 石老山 石砂山 津久井城山/高尾山拡大図付き
    新刊
    著者 守屋 二郎 (作成・解説・踏査) 守屋 益男 (初版作成)
    発行吉備人出版
    仕様 B1判変型(685ミリ×1000ミリ)折り畳み=(113ミリ×173ミリ) 折り畳みビニール袋入
    ページ数 2ページ
    価格本体1,200円+税
    ISBN978-4-86069-748-8  C0326
    初版年月日2024年7月10日
    書店発売日2024年7月20日
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    11版、延べ7万冊を発行した、高尾陣馬エリアのベストセラー詳細登山地図。縮尺1:12,500。

    前版の112コースより132コースに拡充しました。高尾山拡大図付き。

    最新作の今版では、裏面に津久井城山と城山湖東南のエリア図を新たに収録。
    津久井城山、峯の薬師、小松トレイル等の重要コースを新たに記載し、南高尾エリアの東南に接続する重要山域をカバー。
    高尾山登山詳細図の世界が東南に繋がります。
    表面にも8本のルート(コース)が新たに加わり、日連アルプス東方に新たに整備された、おおだ径路等も掲載。
    2024年に選定された「八王子88名山」のピーク(峠)中の33座を新たに表記。
    登山道の最新の通行状況、新たな登山道、道標、ベンチの新設、通行禁止の情報、ユーザー情報も参考に内容を刷新!
    重要な山名、地名、駅名、バス停名に英語を併記、簡単な英文解説も記載、グローバル対応に。

    オールカラー、両面刷り。雨や風に濡れても破れにくく、折り目のつきにくい地図用特殊紙使用。収納しやすいコンパクトサイズ。

    ※高尾山は、東京・新宿から西へ約40㌔、高尾山(599m)は関東平野の西端が関東山地に接するところにある山で、中腹には高尾山薬王院があり、山域は「明治の森 高尾国定公園」に指定され、天然の森林がよく守られている山として知られています。
    東京都心から電車で1時間の距離にあること、ミシュランのガイドブックで三つ星に選定されたことなどから、近年、登山者数が急激に増え、年間260万人を超える世界一人気のある山となっています。

    著者プロフィール

    守屋 二郎

    登山詳細図の会世話人
    1967年岡山市生まれ。東京都在住。幼少の頃から山歩きを始め、成人してからは、沢登り、岩登り、山スキー(テレマーク)を志す。テレマークスキーでは、越後駒ヶ岳滝ハナ沢初滑降(4月)、黒部横断(3月)等がある。海外では、スイスアルプス、チナールロートホルン(4221m)南西稜等に登る。登山詳細図シリーズの踏査には15年前から参加。現在、登山詳細図シリーズの世話人として作成、踏査、販売促進を担当。
    週末は小仏峠にて直接登山者と接し、登山詳細図シリーズの販促活動を14年間(1,200回以上)にわたって行い、ユーザーからの情報を地図製作に反映。
    著書「大菩薩連嶺・中央線沿線の山 登山詳細図」「新版・奥多摩登山詳細図/西編」「新版・奥多摩登山詳細図/東編」「新版・東丹沢登山詳細図」「新版・西丹沢登山詳細図」「2万5千分の1登山詳細図/丹沢」「山梨東部の山登山詳細図/東編」「箱根・湯河原山登山詳細図」「新版・六甲山系登山詳細図/東編」(吉備人出版)など。

    守屋 益男

    日本勤労者山岳連盟前顧問。山陽カルチャーマウンテンクラブ前顧問。山陽登山入門講座前講師。23歳から登山を始め、国内では県内から中四国の主な山、日本百名山すべてに登頂。海外ではモンブラン(4,807m)、キリマンジャロ(5,895m)、アララット山(5,123m)、エルブルース(5,642m)、キナバル山(4,095m)、マウナロア(4,158m)、漢拏山(1,950m)、玉山(3,952m)等にすべて登山隊長として登頂。1994年、未踏峰 天山・カシカール峰(6,347m)へ登山隊総隊長として参加、6名が初登頂。聖山カイラス巡礼(5,668m)2回。ゴーキョピーク(5,367m)、チョモランマBC、K2BC等をトレッキング隊長として踏破。
    著書「岡山の山百選」(山陽新聞社)。「中四国兵庫の山百選」(山陽新聞社)「駅から登る岡山の山100座」(吉備人出版)。「海外トレッキング入門」(大月書店)共著。「新岡山の山百選」(吉備人出版)監修。「熊山登山詳細図」「龍ノ口・金山登山詳細図」「福山・軽部山・日差山登山詳細図」「鬼城山塊登山詳細図」「高尾山・景信山・陣馬山登山詳細図」「奥多摩東部登山詳細図」「操山・半田山・楢津山・矢坂山登山詳細図」「六甲山系登山詳細図/西編」「同/東編」「高梁の山登山詳細図」(各吉備人出版)など。
    2023年8月没。

    関連するタグ

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  • 卒寿の各駅停車

    新刊
    著者 細川 清 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 並製本
    ページ数 277ページ
    価格本体1,600円+税
    ISBN978-4-86069-740-2  C0095
    初版年月日2024年4月30日
    書店発売日2024年5月13日
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    天邪鬼を自称する現役の精神科医ホソカワ先生の『米寿、そして』『それから卒寿』に続く日記風論考第3弾。

    各駅停車……そこには、90歳代をゆっくり行こう、そして滅びつつある故郷の駅への思いが込められている。

    今回、“各駅停車”としたのは、改めて、90歳代をゆっくり行こうという意味と、故郷まわりの田舎駅が滅び去っていく時に掛けた表現である。
    かって、遠き昔、14歳であった私は、本当に偶然の計らいで広島原爆戦禍を免れ生き延びてきた。生きているのは偶然の仕業であり、健康留意の結果ではない。
    これから、幾つの駅を通過できるかはわからない。これも運命に従うまでである。これまでどおり、卒寿の日記を書き、天邪鬼を自称するに値する文言をここに曝すので寛容されたしという次第。

    著者プロフィール

    細川 清

    1931年広島県東城町生まれ。
    広島市の私立修道高校卒業。1955年東京大学独文学科卒業後、岡山大学医学部卒業。

    精神・神経医学を専攻。臨床脳波学をライフワークとする。
    1968年より2年半、アメリカ・ウィスコンシン大学に留学。
    岡山大学医学部助教授を経て、1983年初代香川医科大学精神科教授、1991−97年同大学付属病院長・副学長を務め退官。

    著書に『精神医学のエッセンス』『精神科教授の談話室』(星和書店)『米寿、そして』『ヘルマン・ヘッセの精神史』『それから卒寿』(吉備人出版)ほか。

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  • てのひらを差し出す

    新刊
    著者 間野 菜々江 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 上製本
    ページ数 152ページ
    価格本体2,000円+税
    ISBN978-4-86069-742-6  C0092
    初版年月日2024年4月25日
    書店発売日2024年5月10日
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    てのひらを差し出し
    雨が止んでゐると知るやうに知る
    すべもあらなく   (間野 菜々江)

    短歌とそれに呼応してささやきかけるように綴られたエッセイ。はかなく、強く。
    そして私もしっかり生きていこうと思う一冊。

    『てのひらを差し出す』は乙女のようだった女性が、乙女の心を失うことなく真剣に日々を重ねかさねて自己を確立してゆくまでのノンフィクションのドラマだ。
     だれしも四十歳あたりから人生は佳境となる。菜々江さんにもお仕事の独立と展開、販路の拡大。ご両親の介護、お母様のご逝去。さまざまな喜びがある反面、悲鳴をあげたり、ひそかに地団駄を踏みたくなるような日も少なからずあったのではなかろうか。
      (『てのひらを差し出す』によせて 野上洋子 より)

    目次

    二〇一〇年―二〇一四年
    二〇一五年―二〇二三年
    『てのひらを差し出す』に寄せて  野上洋子
    あとがき

    著者プロフィール

    間野 菜々江

    2010年 「樹林」入会
    2014年 吉備人出版20周年記念ほんとまち大賞受賞
    2015年 エッセイ『夜中にミシンを踏みながら』
    現在、岡山県赤磐市在住
    服飾デザイナー

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 大菩薩連嶺・中央線沿線の山 登山詳細図 全184コース

    大菩薩嶺 滝子山 三ッ峠山 雁ヶ腹摺山 本社ヶ丸 高川山 九鬼山 1:25,000
    新刊
    著者 守屋 二郎 (作成・解説・踏査)
    発行吉備人出版
    仕様 縦685mm横1000mm厚み8mm 折り畳み ビニール袋装
    ページ数 4ページ
    価格本体1,400円+税
    ISBN978-4-86069-738-9  C0326
    初版年月日2024年4月20日
    書店発売日2024年4月30日
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    人気の大菩薩エリアの全域と中央線沿線の人気の山々他を網羅!
    東は中央線鳥沢駅から西は塩山駅、北は黒川鶏冠山より南は河口湖という広大なエリアを、二万五千分の1の縮尺で収録!実地踏査に基づく全184コース+αの登山ルート!登山詳細図シリーズ5年振りの完全新作。

    ・折畳みサイズ=ヨコ約112㍉×タテ約173㍉×厚さ約8㍉・ビニール袋入
    ・重さ約70gと軽く、リュックなどに収納しやすいコンパクトサイズ。
    ・雨や水に濡れても破れにくく、折目がつきにくい地図用特殊紙使用

    ●「大菩薩連嶺・中央線沿線の山 登山詳細図」の大きな特徴
    ①全てのコースを新たに踏査し、最新情報を掲載。
    ②二万五千分の1地形図、20枚分の広大なエリアを収録。
    ③184コース+αの詳しいコースガイドを別紙(防水紙)に収録。本体は紙巾全面に地図が広がり、広大なエリア全体が紙地図で把握でき、エリアの概念や連続性が一目で判る。
    ④日本百名山1座(大菩薩嶺)、日本二百名山1座(三ッ峠山)、三百名山2座(黒岳、三頭山)を始め、山梨百名山21座、秀麗富嶽十二景の全17座、2019年に選定された甲斐百山21座等、人気、話題の山を数多く収録。首都圏はもとより日本全国から多くの登山者が訪れる人気エリアの登山地図。
    ⑤登山詳細図シリーズの既刊『山梨東部の山/ 東編』図、『丹沢西端 西道志』図、『新版・奥多摩/西編』図、『新版・西丹沢』図の4枚の地図の西側に続くエリアを収録。登山詳細図シリーズの世界が広がっていく。

    ●概要
    登山詳細図シリーズ5年振りの完全新作。
    本図は、2017 年末発刊の『山梨東部の山/ 東編』図、2019 年発刊の『丹沢西端 西道志』図、2020年発刊の『新版・奥多摩/西編』図収録範囲の西側に広がるエリアを縮尺1/25000 で一枚に収めたもので、北は黒川鶏冠山から南は御坂黒岳、東は扇山から西は塩山駅迄の広大な範囲を収録しています。
    本図の中核には、大菩薩連嶺と呼ばれる南北に連なる長大な山稜が延び、百名山の大菩薩嶺を始め2000m級の秀峰が連なっています。
    東西には、鳥沢駅から塩山駅の広い区間の南北に広がる扇山、百蔵山、高川山、滝子山、鶴ヶ鳥屋山、本社ヶ丸、棚横手等の中央線沿線の人気の山々が連なります。本図中下部には、富士急線東の九鬼山エリア、二百名山の三ッ峠エリアの全域、御坂山塊北部の黒岳等こちらも人気のエリアがカバーされています。また、『奥多摩/ 西編』図の西側に続いていた大マテイ山、鹿倉山、丹波天平等も収録され、登山詳細図の世界が西へ接続されています。
    4 月~12 月運行の上日川峠行きバスの開通以降、大菩薩嶺、大菩薩峠一帯へのアプローチが大幅に短縮され、この歴史のある明媚なエリアを訪れる人は増大し、大菩薩エリアの人気は上昇の一途を辿っています。
    また大菩薩嶺から北東に延びる柳沢峠までのエリアや、大菩薩峠以南のエリアはまだまだ登山者も疎らで、美しい山を静かに楽しむ事ができる貴重な山域であり、併せて大菩薩連嶺全体の価値の高さを示しています。中央線大月駅以西の沿線には、岩殿山、高川山等の手軽に登れる山から、標高差1,000mを越えるアルバイトを要する滝子山、本社ヶ丸等の本格的な山までが点在し、それらの山頂からは富士山や周囲の山々の大展望が広がり、多くの登山者に愛されています。山頂部に特徴的な三つの峰をもつ三ツ峠山は、御坂山塊の主稜から外れて一山を成し、河口湖に没する長大な府戸尾根を始め、全方位に尾根を広げ、特徴的な登路を数多く擁しています。 
    本図記載の山々には、標高1,500mを越えるものも多く、大きな標高差や寡少な整備等で首都近郊の山とは違った困難さを持っており、そこが魅力であるとも云えますが、万全な計画と準備のもとに楽しまれる事を望みます。
    本図作成のための踏査は2018 年12 月から着手し、その後、他図踏査の為、約二年半の中断を経て2021年6 月より再開し、2024 年2 月まで、30 名で延べ91 日間掛けて行われました。その際には、GPS(全地球測位システム)で正確な軌跡、ポイント座標を割り出し、ロードカウンター(回転式距離計)で地点間の距離を計測し記録されています。また重要な山名、地名に英語を併記、簡単な英文解説も記載、グローバル対応にしているのも大きな特長です。

    登山詳細図 各図配置図

    著者プロフィール

    守屋 二郎

    登山詳細図の会世話人
    1967年岡山市生まれ。東京都在住。幼少の頃から山歩きを始め、成人してからは、沢登り、岩登り、山スキー(テレマーク)を志す。
    テレマークスキーでは、越後駒ヶ岳滝ハナ沢初滑降(4月)、黒部横断(3月)等がある。海外では、スイスアルプス、チナールロートホルン(4221m)南西稜等に登る。
    現在、登山詳細図シリーズの統括者として首都圏を中心に踏査、販売促進のほか
    週末は小仏峠にて直接登山者と接し、「登山詳細図シリーズ」の販促活動を14年間継続して行っている。
    著書に、登山詳細図シリーズ『新版高尾山』『新版奥多摩/東編』『同/西編』『新版改訂/東丹沢』『新版/西丹沢』『山梨東部の山/東編』『新版六甲山系/東編』(いずれも吉備人出版)、『新装版奥武蔵』『箱根・湯河原』などエリア図の企画・踏査・監修。

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  • 岡山ジャズ物語

    On the Sunny Side of the Okayama Street
    新刊
    著者 古川 三郎 (著) 平井 康嗣 (著) 山本 俊 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 並製本
    ページ数 230ページ
    価格本体1,600円+税
    ISBN978-4-86069-741-9  C0095
    初版年月日2024年4月15日
    書店発売日2024年4月26日
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    戦後岡山の音楽シーンが蘇る
    回想のジャムセッション!
    世相、ミュージシャン、ジャズ喫茶、ライブハウス…
    ジャズ喫茶JORDANの元マスターと常連たちの貴重な証言の数々。

    目次

    はじめに
    お薦めします 渡辺淳一
    第Ⅰ部 岡山表町が音楽の街になったルーツとは 古川三郎
    第Ⅱ部 白神雅光の体験談より
         小説 On the Sunny Side of the Okayama Street 平井康嗣
    第Ⅲ部 戦後岡山と昭和ジャズ 古川三郎
         戦後岡山の世相とできごと/日本の戦後ジャズ史概観 
    第Ⅳ部 「前野港造」「ホットクラブ岡山」を知る
         日本初のジャズ・サックス奏者「前野港造」の足跡 山本 俊 
         ホットクラブ岡山を知っているか 古川三郎 
    番外編 体験的ジャズ喫茶文化考 古川三郎
         おわりに

    著者プロフィール

    古川 三郎

    1948年、秋田県能代市生まれ。1972年、法政大学卒業。岡山市の山陽新聞社勤務を経て2012年5月から18年12月までジャズ喫茶JORDANを経営。

    平井 康嗣

    1954年(昭和29年)11月9日、岡山市天瀬に生まれる。学生時代、ジャズ喫茶シャインのアルバイトをする。1978年(昭和53年)3月大学を辞め輸入レコード専門店(株)エルピーコーナーに入り岡山支店の支店長になる。レコードCD販売のかたわらジャズを中心にした岡山の様々な音楽イベントに関わる。2006年(平成18年)店を閉める。
    2017年(平成29年)吉備人出版より岡山でのジャズ回想録「101匹目のジャズ猿」を、ジャズ喫茶ジョーダンの協力により出版する。
    介護の仕事をしながら、ジャズと共に今に至る。

    山本 俊

    岡山市出身。戦前ブルース音源研究所所長。ムード・テナー愛好会主宰。ムード・テナー・レコード蒐集家。ギター、マンドリン奏者。テル・ミヤタ名で司会者として活動。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 岡山の文学 令和5年度

    令和5年度岡山県文学選奨作品集
    新刊
    著者 岡山県 (編) おかやま県民文化祭実行委員会 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 160ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-739-6  C0095
    初版年月日2024年3月31日
    書店発売日2024年4月5日
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    第58回岡山県文学選奨作品集
    随筆、童話・児童文学、現代詩、短歌、俳句、川柳など8部門362点の応募作品から選ばれた優秀作品計39点を紹介。
    文化芸術には、心を豊かにし、暮らしに潤いや生きる喜びをもたらしてくれると同時に、地域を元気づける力があります。
    本書には、日々の暮らしや身近な題材を描き出したもの、現代社会の抱える問題をテーマにしたものなど、いずれも作者の思いが伝わってくる力作が掲載されています。

    目次

    はじめに
    小説B
    佳作 『親父のぶどう』

    随筆
    佳作 『星雲のセレンディピティ』

    現代詩
    佳作
    『庭』
    『可能性』
    『微笑み』

    短歌
    入選 『アンチディストピア』

    俳句
    入選 『横仙歌舞伎』

    川柳
    入選 『わが原風景』

    審査概評

    関連するタグ

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  • 文芸くらしき 第27号

    倉敷市民文学賞作品集
    新刊
    著者 公益財団法人 倉敷市文化振興財団 (企画・編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 171ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-737-2  C0095
    初版年月日2024年3月31日
    書店発売日2024年4月19日
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    「倉敷市民文学賞」は、倉敷市民の文芸活動の振興発展を目的に平成9年に始められ、毎年広く文芸作品を募集しています。
    第27回の今回は、小説・随筆・童話・現代詩・短歌・俳句・川柳の各部門に小学2年生から94歳まで幅広い年齢層の788名から1697点の応募があり、この作品集にはその中から選ばれた優秀作品計73作品を掲載しています。

    目次

    ◎随筆部門
    大賞「お豆さん」
    [一般の部]優秀賞「線路の見える家」、ほか「佳作」「入選」3作品    
    [小中学生の部]優秀賞「人から人へつながる和太鼓」、ほか「佳作」「入選」3作品    
    ◎童話部門
    大賞作品「野々さんの星々」
    [一般の部]優秀賞「すいんきょとぼく」、ほか「佳作」「入選」3作品 
    [小中学生の部]優秀賞「サッキーの景色」、ほか「佳作」「入選」2作品
    ◎現代詩部門
    大賞「風がはこんだもの」
    [一般の部]優秀賞「柊冬青」、ほか「佳作」「入選」2作品
    [小中学生の部]優秀賞「音楽ってどんな味」、ほか「佳作」「入選」3作品
    ◎短歌部門
    [一般の部]大賞「船上の夫へ」、ほか「優秀賞」「佳作」「入選」7作品
    [小中学生の部]大賞、ほか「優秀賞」「佳作」「入選」7作品     
    ◎俳句部門
    [一般の部]大賞「己が青春」、 ほか「優秀賞」「佳作」「入選」7作品 
    [小中学生の部]大賞、ほか「優秀賞」「佳作」「入選」7作品
    ◎川柳部門
    [一般の部]大賞「石」、ほか「優秀賞」「佳作」「入選」7作品
    〔小中学生の部〕大賞、ほか「優秀賞」「佳作」「入選」7作品

    ・第二十七回倉敷市民文化賞入賞・入選者名簿
    ・第二十七回倉敷市民文化賞審査員
    ・第二十七回倉敷市民文化賞応募要項・応募状況
    ・あとがき

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 第33回 吉備路文学館 少年少女の詩

    新刊
    著者 吉備路文学館「少年少女の詩」編集委員 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 182ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-736-5  C0095
    初版年月日2024年3月9日
    書店発売日2024年3月18日
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    第32回吉備路文学館「少年少女の詩」に、岡山県内の小学生から応募のあった608篇の詩の中から選ばれた優秀作品が詩集になりました。
    どの作品も日々の暮らしの中での心の動きや、さまざまな発見、ひらめきが、みずみずしい感性で描きだされています。
    子どもたちが綴った色とりどりの表現から、いきいきと伝わってきます。
    ※扉絵・挿絵の紙版画は県立岡山聾学校小学部の生徒さん。

    著者プロフィール

    吉備路文学館「少年少女の詩」編集委員

    吉備路文学館は、昭和61年11月中国銀行の全面支援のもと地域にゆかりのある文学者を顕彰し、県民の文化昂揚に資する登録博物館施設として開館。
    平成24年4月には、公益財団法人の認定を受け、広く県民に親しまれている。
    『少年少女の詩』の刊行事業は、平成3年度にスタートし、今回で33回を迎えた。

    関連するタグ

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • ウスイロヒョウモンモドキⅡ

    新刊
    著者 難波 通孝 (著・写真)
    発行吉備人出版
    仕様 A4判 上製本
    ページ数 190ページ
    価格本体5,000円+税
    ISBN978-4-86069-733-4  C0045
    初版年月日2024年3月1日
    書店発売日2024年3月7日
    • 本をご注文される場合は「本のご注文」ページをご覧ください。
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    2019年に出版した写真集『ウスイロヒョウモンモドキ』(山陽新聞社)から5年、故郷の名蝶に注ぎ続けた情熱と愛情が結実した最新写真集!
    月刊「むし」編集部谷角素彦氏 推奨!!

    掲載写真は、全て前回発刊(2019)以降の5年間に撮影したもの。
    「恩原高原のウスイロヒョウモンモドキは日本で最後の生息地になるかも知れない」と危惧する著者は、衰亡の一途を辿る様子を記録した。

    目次

    はじめに
    白化傾向個体
    黒化傾向個体
    通常個体
    唯一無二なウスイロヒョウモンモドキ
    出版に寄せて
    おわりに

    著者プロフィール

    難波 通孝

    1946年岡山市生まれ、関西高等学校卒。
    高校時代から蝶に興味を持ち、広島銀行勤務を経て、1972年から損害保険募集業務に従事。
    現在は(株)スキップス岡山北支店勤務。岡山市東区在住

    所属
    上齋原ふるさと掘り起こし委員会(ウスイロヒョウモンモドキ部会)/日本鱗翅学会(元評議員)/日本蝶類学会/日本チョウ類保全協会/岡山の自然を守る会/岡山昆虫談話会/倉敷昆虫同好会/山陰虫の会/広島虫の会/愛蝶会などの会員

    著書
    日本の昆虫⑪ ベニモンカラスシジミ(1988)(株)文一総合出版
    生態写真集 ギフチョウを追って(1989)丸善(株)岡山支店 出版サービスセンター
    “1994”イシガケチョウの飛翔(1994)丸善(株)岡山支店 出版サービスセンター
    原色図鑑 岡山の蝶(1996)山陽新聞社
    ウスイロヒョウモンモドキ(2019)山陽新聞社
    命つないで岡山の蝶(2019)山陽新聞社
    岡山の蝶々歳時記(2023)吉備人出版ほか多数

    受賞歴
    1995年(平成7年)「“1994”イシガケチョウの飛翔」で、日本文教出版(株)から第27回岡山出版文化賞
    2007年(平成19年)「白水 隆アルバム」で、日本蝶類学会から磐瀬賞

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 新版改訂東丹沢登山詳細図 全130コース

    大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳・鍋割山・焼山・仏果山・弘法山 1:16,500
    新刊
    著者 守屋 二郎 (作成・解説・踏査) 前田 京剛 (監修) 守屋 益男 (初版作成)
    発行吉備人出版
    仕様 B1変型 ( 縦685mm横1000mm 折り畳み ビニール袋装
    ページ数 2ページ
    価格本体1,200円+税
    ISBN978-4-86069-716-7  C0326
    初版年月日2024年3月1日
    書店発売日2024年3月7日
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    実地踏査に基づく全130コースの登山ルートを収録。
    丹沢をより安全に、深く楽しむためのこの1枚!
    ■サイズ:B1判変型のオールカラー両面刷り地図、
    折畳みサイズ=横/約112㍉×縦/約173㍉×厚さ/約5㍉・ビニール袋入
    ・重さ約50gと軽く、リュックなどに収納しやすいコンパクトサイズ。
    ・雨や水に濡れても破れにくく、折目がつきにくい地図用特殊紙使用

    ●新版改訂の大きな特徴
    ①変遷部を再踏査し、最新情報を提供
    ②人気エリアを一目で把握できるレイアウト
    ③第二東名とその接続部の実情を記載。

    2012年に初版発行、2015年、2018年には改訂版をリリースするなど人気のエリア「東丹沢」の新版の改訂版。
    ベース図を第二東名も記載された新電子地形図に一新。変遷した既存コースの再踏査(2023.1月~7月)、新たなラインに付け替えられた既存コースの踏査を行い、最新の登山道状況を記載。
    重要な山名、地名に英語を併記、簡単な英文解説も記載、グローバル対応化も大きな特長。

    著者プロフィール

    守屋 二郎

    登山詳細図の会世話人
    1967年岡山市生まれ。東京都在住。
    幼少の頃から山歩きを始め、成人してからは、沢登り、岩登り、山スキー(テレマーク)を志す。
    テレマークスキーでは、越後駒ヶ岳滝ハナ沢初滑降(4月)、黒部横断(3月)等がある。
    海外では、スイスアルプス、チナールロートホルン(4221m)南西稜等に登る。

    現在、登山詳細図シリーズの統括者として首都圏を中心に踏査、販売促進のほか週末は小仏峠にて直接登山者と接し、「登山詳細図シリーズ」の販促活動を13年間継続して行っている。

    著書『新版高尾山』『新版奥多摩/東編』『同/西編』『新版東丹沢』『同/西丹沢』『山梨東部の山』『新版六甲/東編』(いずれも吉備人出版)などの登山詳細図シリーズ、登山詳細図の他エリア図の踏査および監修。

    前田 京剛

    1958年東京都生まれ。東京都渋谷区在住。
    幼少期より奥武蔵の山を中心に東京近郊の低山歩きに親しむ。
    学生時代に北八ヶ岳エリアに集中して通い始めたのをきっかけに中部山岳の山々にも足跡をのこす。

    首都圏近郊の山歩きはライフワークとして続け、特に神奈川県相模原市在住時代に地の利を生かして丹沢には足しげく通い、その回数は700回に及ぶ。

    ちなみに人生初の登山も丹沢前山の中津川渓谷。

    登山詳細図シリーズには、『西丹沢』より踏査に参加。
    『新版東丹沢』、『丹沢登山詳細図1/25000版』監修。著書『箱根・湯河原』『丹沢西端西道志』登山詳細図(吉備人出版)『たしなむ定理』(G.P)など。

    関連するタグ

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • しゅじゅつってこわくないよ

    新刊
    著者 青山 興司 (原作・監修) 中山 忍 (文・絵)
    発行吉備人出版
    仕様 B5変 上製本
    ページ数 30ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-735-8  C8747
    初版年月日2024年2月29日
    書店発売日2024年3月10日
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    病院や手術はできれば避けたい存在。
    幼い子どもたちにとってその怖さはなおさらです。

    絵本は、手術を前に、不安を抱えている子どもを主人公に、医師や看護師が手術について優しく説明し、安心して手術に臨むというストーリー。
    手術室や病院内が、ほのぼのとした絵によって温かい空間として描かれています。

    「子どもたちが安心して手術を受けられるようその手助けになれば」との思いで小児外科医が作成しました。

    病気と闘っている子どもたちと家族にぜひ届けたい本です。

    著者プロフィール

    青山 興司

    青山こどもクリニック院長・小児外科医。

    1942年(昭和17)広島県尾道市生まれ。
    岡山大学医学部卒業。川崎医科大学外科学(小児)教授、独立行政法人国立病院機構岡山医療センター院長など経て、2016年(平成28)に「青山こどもクリニック」開院。
    NPO法人中国四国小児外科医療支援機構理事長。
    岡山市在住

    中山 忍

    童画家。
    1958年(昭和33)生まれ。岡山工業高校デザイン科卒。
    企業のロゴ、広告、パッケージデザインの制作、モザイク画のワークショップ、国内外の病院のホスピタルアートをてがける。
    著書に絵本「どぼくのおしごと」など。
    岡山市在住

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  • 花と生命の営み

    岡山大学薬用植物園にて
    新刊
    著者 槇野 博史 (著) 谷口 抄子 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 159ページ
    価格本体1,800円+税
    ISBN978-4-86069-730-3  C0045
    初版年月日2024年2月29日
    書店発売日2024年3月10日
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    約500種類もの植物が四季折々彩りを競う岡山大学薬用植物園。
    原則、一般には非公開の施設だけに、まさに〈秘密の花園〉。花を求め昆虫や鳥たちが訪れる。

    生き物たちの命の輝きを写真とつぶやきで表現した軽妙なフォトエッセー。
    前岡山大学学長で医学博士の著者ならではの視点に、薬学博士の専門的な解説やエピソードが加わり、図鑑として、アート作品として楽しめる。

    目次

    はじめに 槇野博史
     薬用植物園に広がる小さな世界 小野 敦
     刊行に寄せて 栗本慎一郎
     本書の記載方針
    第1章 胡蝶の夢
    第2章 夏は来ぬ/コラム●蜻蛉たちの休息場所
    第3章 光源氏/コラム●真夏の夜の夢
    第4章 美しい花には棘がある
    第5章 花に追われた恐竜/コラム●ようこそジャングルへ
    第6章 果実のご褒美
    第7章 錦秋
    第8章 人の営みとともに
    第9章 風冴ゆる霜の声
     植物リスト/索引
     あとがき 谷口抄子

    著者プロフィール

    槇野 博史

    1975年岡山大学医学部医学科卒業。
    1996年~2014年同学部第三内科(現腎・免疫・内分泌代謝内科学)教授、2009〜11年、大学院医歯薬学総合研究科長を務めた。

    その後理事・岡山大学病院長を経て、2017年4月から岡山大学学長に就任しSDGs への貢献を掲げ、2017年末第1回ジャパン SDGs アワード「SDGs パートナーシップ賞」を受賞。
    2019年NY 国連本部でのハイレベル政治フォーラムで、SDGs 大学経営を世界へ発信。
    その後もグローバル・エンゲージメント戦略を推進し、地域・世界と共育共創し、「ありたい未来を共に育み、共に創る研究大学」を目指した。

    2023年4月より香川県病院事業管理者に就任。
    二科会写真部展入賞・入選。
    著書に、写真集『Beautiful and Mysterious Japan』『わしは北斎』ほか。

    谷口 抄子

    宮崎県出身、鹿児島育ち。
    薬用植物園にあこがれて岡山大学に進学。
    1987年岡山大学薬学部薬学科卒業。
    1989年岡山大学大学院薬学研究科(修士課程)修了。

    1989年~1992年旭化成工業水島製造所勤務。

    1992年~2023年岡山大学薬学部助手〜大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)准教授、薬用植物成分の化学構造の研究、生薬学・漢方薬学の教育および薬用植物園の管理に携わる。
    博士(薬学)。

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  • 聞く、書く。第12号

    生きる喜び 伝えて
    新刊
    著者 聞き書き人の会 (編著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 99ページ
    価格本体500円+税
    ISBN978-4-86069-732-7  C0095
    初版年月日2024年1月31日
    書店発売日2024年2月26日
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    「聞き書き人の会」の会報誌 第12号。テーマは「生きる喜び 伝えて」

    聞き書きが、年齢を超えたコミュニケーションの手段としてだけでなく、演劇や踊りなどの創作にも活用されるようになってきました。
    本書は、そんな「聞き書き」の広がりを、いろいろな場面で感じとることができる作品集です。
    人々の話に耳を傾け、それを書き残す
    ―とてもシンプルな営みで、地域の記憶を記録しています。

    目次

    巻頭
    文学創造都市に息づく「聞き書き」は、生きる喜びを伝える 山川隆之

    【聞き書き】
    観音さんが居るから動けません  中司廣志
    戦争には行かんかったけど…… 文屋 泉
    トリソミーの子どもを知っていますか? 小山明子
    やさしさだけが、とりえかな 今井田貴子
    伊勢神宮の玉砂利を歩く、真っ白な装束を着た神主のように 見舘好隆

    【聞き書きワークショップリポート】
    「歩いたからこそ見える景色」―西国街道完歩の話 正保潤子

    著者プロフィール

    聞き書き人の会

    地域の歴史を、聞き書きを通して後世に伝えようと、2011年4月に発足。
    聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。

    月1回の例会で「聞き書き」の技術を学び合い、記録(作品)をまとめた会員の作品集「聞く、書く。」を2013年から年に1回発行している。

    関連するタグ

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  • 新版 史伝 明石掃部

    新刊
    著者 小川 博毅 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 上製本
    ページ数 307ページ
    価格本体2,000円+税
    ISBN978-4-86069-721-1  C0021
    初版年月日2023年12月13日
    書店発売日2023年12月20日
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    キリシタン武将として高名ではあるが、謎の多い明石掃部(あかしかもん)全登の実像に迫る。
     一、掃部はいつ生まれたのか? 
     二、掃部の実名は何か?
     三、「全登」の正しい読みは?
     四、黒田家に仕官した後、蟄居になった理由は?
     五、掃部は大坂の陣で討ち死にしたのか? 
     六、関ヶ原合戦で宇喜多家が使った軍旗の図柄は?

    宇喜多秀家に仕え、家中騒動の後、仕置家老となるが、関ヶ原合戦で敗軍。
    「大坂の陣」ではキリシタン武士団を率いて……。そして、その後は……。

    筆者は、これらの謎解きに挑戦しつつ、明石掃部の生き様の復元を試みる。

    目次

    はじめに
    第一章 明石氏の系譜
    第二章 戦国の終焉
    第三章 明石掃部の登場
    第四章 キリスト教入信
    第五章 宇喜多家内訌
    第六章 関ヶ原合戦
    第七章 筑前での十年
    第八章 大坂の陣
    第九章 戦いのあと
    おわりに
    参考史料 引用史料および参考文献
    明石掃部関連年表
    あとがき

    著者プロフィール

    小川 博毅

    1943年中国湖北省漢口市(現・武漢市)に生まれる。1965年岡山大学法文学部史学科(東洋史専攻)卒業。
    1980〜2016年 空調設備会社経営、1級冷凍空調技能士。
    著書に『美作垪和郷戦乱記』(吉備人出版、2002年)、『史伝・明石掃部』(橙書房、2012年)。

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  • 山田方谷ゼミナールVol.11

    新刊
    著者 方谷研究会 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 169ページ
    価格本体1,500円+税
    ISBN978-4-86069-728-0  C0021
    初版年月日2023年12月13日
    書店発売日2023年12月20日
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    山田方谷と上杉鷹山の藩政改革の違いは?/方谷の考える「至誠惻怛」とは?/曾祖父から伝え聞いた方谷のこと……。『山田方谷─その全詩訳』を著した宮原信とは?/書家が方谷の書を書いてみた!

    「論文」「論考」「研究ノート」「エッセイ」など、「山田方谷ゼミナール」最新号も興味深い内容が満載。

    目次

    ◎巻頭言/朝森 要(方谷研究会名誉会長)
    ◎研究会報告論文
    山田方谷と上杉鷹山の藩政改革をめぐって/朝森 要(方谷研究会名誉会長)
    山田方谷の至誠惻怛/難波征男(一般財団法人咸生書院代表理事、福岡女学院大学名誉教授)/網本善光(高梁方谷会理事、方谷研究会理事)
    ◎研究ノート
    山田方谷と横浜鎖港問題/山本邦男(山田方谷に学ぶ会会員、方谷研究会会員)
    ◎エッセイ・探訪
    方谷さんの筆跡を楽しんで/小林純子(公益財団法人 書道芸術院総務)
    立志─山田方谷の血脈─碑陰の記全文を訓読/廣常人世(岡山大学名誉教授)
    山田方谷を後世に語り継いだ人─宮原信について─/森 熊男(岡山大学名誉教授、方谷研究会顧問)
    陽明学の泰斗・山田準教授について/高橋義雄(方谷研究会理事)
    祖父から伝え聞いた山田方谷と周辺の人々/中山 亘(方谷研究会会員)
    「山田方谷全集」内容見本の紹介/片山純一(方谷研究会会長)
    能勢道仙と息子の萬/⻆南勝弘(方谷研究会顧問)/中山 亘(方谷研究会会員)
    ◎山田方谷の「漢詩観賞」(第7回)/森 熊男(岡山大学名誉教授、方谷研究会顧問)
    ◎石井保顧問を偲んで/高橋義雄(方谷研究会理事)
    ◎児玉享顧問を偲んで/片山純一(方谷研究会会長)
    ◎書評
    澤田瞳子「孤城 春たり」(山陽新聞連載)に注目!(網本善光)/『熊山蕃山─まづくしはあれども康寧の福』川口 浩著、ミネルヴァ書房(片山純一)

    著者プロフィール

    方谷研究会

    山田方谷の業績や足跡について、調査発掘を行い、歴史学的研究とその成果の普及を目的とする研究会。
    朝森要(方谷研究会会名誉会長)や故・太田健一(山陽学園大学名誉教授)らが発起人となり、2012年6月に設立。
    教育者や歴史愛好家、会社員や公務員をはじめ、山田方谷に関心を寄せる有志が会員となり相互に研究と交流を図っている。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 備中三須村下林の籠屋

    新刊
    著者 角田 方衛 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 並製本
    ページ数 102ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-722-8  C0095
    初版年月日2023年11月30日
    書店発売日2023年11月24日
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    本籍地は総社市三須下林。父に連れられ、初めて歩く吉備路。
    400年前にあの戦国時代の転換とも言われる備中高松城の水攻めで豊臣側に付き、その後迫害される運命となる先祖の歴史をたどる。
    消滅する家に思いをはせるファミリーヒストリーの旅。

    著者のルーツ、それは備中高松城の水攻めで豊臣側に加勢したものの、その後は仇討ちが逃れるため不毛の地といわれた総社市三須村下林の山間に逃れ、密かに生きながらえた一族だった。
    その地で生まれ、幼い時を過ごした父親は、老いて初めてその地も歴史も知らなかった息子を誘い故郷を訪ねる。
    父親は息子に何を伝えたかったのか、家とは何か――著者は、再び、三度と、三須村下林に足を運ぶことになる。

    著者プロフィール

    角田 方衛

    1937年福井市生まれ。九州大学大学院修士、1960年科学技術庁金属材料技術研究所(35年)、東京大学工学博、1972年アメリカMIT客員研究員(1年)、1998年科学技術国際交流センター(4年)、2002年シンガポールNUS客員教授(3年)、2005年一般財団法人新技術振興渡辺記念会(10年)。つくば市在住。
    著者に『金属系バイオマテリアルの基礎と応用』(監修・共著=アイピーシー)、『バイオマテリアルー材料と生体の相互作用』(監修・共著=内田老鶴圃)、『21世紀初頭のシンガポールーその街角から』(文芸春秋企画出版部)など。

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  • Dear ― 149日間の旅

    新刊
    著者 田本 英子 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 並製本
    ページ数 292ページ
    価格本体1,800円+税
    ISBN978-4-86069-725-9  C0095
    初版年月日2023年11月30日
    書店発売日2023年12月8日
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    「私は、なぜ食べられないの?」
    摂食障害「神経性やせ症」。それは、「食べる」ということができない病。
    食べられない苦しみと闘う、壮絶な記録。

    「私の病気、それは摂食障害のひとつ、神経性やせ症である。治療方法は食べて体重を増やすこと。シンプル極まりない。
    しかし、この「食べる」という極々当たり前のことができないのだ。体重が増えるのが怖くて。どんなに痩せていても体重を増やすことに抵抗があるのだ。体重が増えていくなんて許せない。太っていくのは我慢ならないのだ。だから治療に拒否的になる。そして、治療は本人にとっては恐怖でさえあるのだ。」(「第1章 2021年3月21日―ふりだし」より)

    何度も治療に向き合いながら、食べられない著者は病気とサヨナラするための覚悟を決める。
    夫や主治医の励ましを力に。

    著者プロフィール

    田本 英子

    1962年、岡山県生まれ。川崎リハビリテーション学院卒業。
    作業療法士として病院、診療所に勤務。義肢装具会社で福祉機器の開発に携わる。
    母校の教員、介護教室の講師などを務める。
    2008年摂食障害と診断され、現在も治療中。

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  • 天空の城鬼ノ城を巡る鬼退治伝説 吉備の国の桃太郎

    新刊
    著者 𡈽野 美惠子 (著・画) 𡈽野 歩夢 (著・画)
    発行吉備人出版
    仕様 B5横 並製本
    ページ数 37ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-731-0  C0793
    初版年月日2023年11月20日
    書店発売日2023年11月27日
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    岡山に古くから伝わる「桃太郎伝説」。鬼ノ城を住処とする鬼神「温羅」と桃太郎のモデルとされる「大吉備津彦命」の話は地元に残る数々の史跡を背景に伝承されてきた。
    本書は、鬼ノ城(岡山県総社市)近くの村で生まれ、父親から地元の伝説や古代吉備の話を聞いて育った著者が、次世代に伝えたいと作成。史跡の写真も加え、物語の構成や挿絵は孫と一緒に考えた。
    「岡山の絵本」として、読み継いでほしい1冊。

    著者プロフィール

    𡈽野 美惠子

    昭和25年岡山県総社市に生まれる。岡山大学卒業後、大阪府内の小・中学校に教師として37年在職。
    著書に『愛犬リンと暮らして─恋人ならぬ恋犬同士リキとリン─』(本の泉社、2014年)、『あまのじゃくの涙』(東京図書出版、2016年)、『あかはまが池の摩耶』(銀の鈴社、2017年)、『古代吉備王国歴史秘話 吉備国の桃太郎』(本の泉社、2021年)など。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • ヤマボウシの下で

    新刊
    著者 脇坂 由樹子 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 225ページ
    価格本体1,700円+税
    ISBN978-4-86069-726-6  C0093
    初版年月日2023年11月14日
    書店発売日2023年11月21日
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    ある夜、わたしはヤマボウシの下にある穴から中世の世界に迷い込んでしまった。
    そこで出会ったのは、あの「たまがき悲話」のたまがきと祐清だった。

    岡山県北・新見を舞台に中世と現代が交錯するファンタジー。
    出会い、別れ、結婚、死別……いくつもの人生が一本の糸で結ばれ、読む人を不思議な体験に導く。

    著者プロフィール

    脇坂 由樹子

    1961年新見市生まれ。小学校勤務を経て退職後、パートタイムで仕事をしながら執筆を続ける。
    妄想を楽しみ、頭に浮かんだものを書き留め作品にしている。本作は書き下ろし2作品目となる。
    趣味は読書、映画鑑賞、家の片付け。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑

    新刊
    著者 五藤 諒真 (著・画)
    発行吉備人出版
    仕様 B5判 上製本
    ページ数 78ページ
    価格本体2,000円+税
    ISBN978-4-86069-718-1  C0736
    初版年月日2023年10月31日
    書店発売日2023年11月10日
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    「SDGsって何?」
    多種多様な妖怪たちと一緒に考えるSDGs
    「貧困」「飢餓」「教育」「エネルギー-」「気候変動」など
    17の目標を世界中の妖怪がわかりやすく解説。

    まだまだ広がらないSDGsと忘れさられつつある妖怪たち。
    妖怪大好きの著者は、一見関係なさそうなこのふたつを結びつけて、SDGsへの理解を深めようと制作。
    この本には79の妖怪が登場。子どもたちにも人気の妖怪といっしょに「地球の危機を救いたい」という願いをこめて。

    みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑 本文1みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑 本文2みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑 本文3みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑 本文4

    目次

    1 貧困をなくそう……座敷童子・金霊・生団子・分福茶釜・黒仏
    2 飢餓をゼロに……餓鬼・ヒダル神・食取 り・イペカリオヤシ・二口女 
    3 すべての人に健康福祉……猩々・マッカ・病虫・疱瘡神・疫病神
    4 質の高い教育をみんなに……蟹坊主・アマメハギ・貝児・白児 
    5 ジェンダー平等を実現しよう……手長足長・青女房・おきく狸・否哉・橋姫
    6 安全な水とトイレを世界中に……河童・川獺・岩魚坊主・小豆洗い
    7 エネルギーをみんなに……そしてクリーンに 塵塚怪王・煙羅煙羅・白溶裔・箒神
    8 働きがいも 経済成長も……いそがし・異獣・手伝い鬼・豆腐小僧
    9 産業と技術革新の基盤をつくろう……田の神・敷次郎・泥田坊・キジムナー
    10 人や国の不平等をなくそう……縊れ鬼・のっぺら坊・キムナイヌ・手の目
    11 住み続けられるまちづくりを……姑獲鳥・方相氏 ・油搾り・輪入道・塗壁・一つ目小僧
    12 つくる責任 つかう責任……化け草履 ・釜鳴・瀬戸大将・傘化け
    13 気候変動に具体的な対策を……浪小僧・雨降り小僧・日和坊・雪女
    14 海の豊かさを守ろう……海坊主・船幽霊・人魚・共潜・牛鬼
    15 陸の豊かさも守ろう……ダイダラボッチ・天狗・木霊・鬼・山姥
    16 平和と公正をすべての人に……麒麟・鳳凰・白澤・アマビエ
    17 パートナーシップで目標を達成しよう……ぬらりひょん・バックベアード・ドラキュラ・フランケンシュタイン・ルクランバ・ミイラ・狼男 
    索引
    あとがき

    著者プロフィール

    五藤 諒真

    1999年生まれ。倉敷芸術科学大芸術学部卒業。
    幼少期から妖怪に興味を持ち、大学の卒業制作で取り組んだ本書『SDGsと妖怪図鑑』が新聞、テレビなどで取り上げられる。小学5年生のとき、クラス目標のキャラクターに採用された「ペンちゃん」を大切に育て、その時抱いた思いを描いた『がんばり!ぺんちゃん』を自費で制作。
    現在は水彩鉛筆画の妖怪イラストをほぼ毎日Instagram(gotopen1219)に投稿。
    著書に『がんばり!ペンちゃん』(私家版)
    倉敷市在住。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 山田方谷とその時代

    制度・人・物から読み解く
    新刊
    著者 方谷研究会 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 B5判 並製本
    ページ数 129ページ
    価格本体1,700円+税
    ISBN978-4-86069-719-8  C0021
    初版年月日2023年10月25日
    書店発売日2023年11月3日
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    山田方谷とは何者なのか─。
    さらに深くその人物像に迫る!

    幕末から明治初期にかけての備中松山藩の制度や文物、方谷の生きた時代や社会、交流のあった人物などを50以上のテーマから各分野の専門家が探る。幅広く多方面から方谷を学ぶ一冊。

    巻末に「山田方谷を知るためのブックガイド」を収録!

    方谷の家業だった菜種油の搾油業とは?
    備中松山藩の組織、職制とは?
    松山藩の江戸藩邸や大坂蔵屋敷はどこにあった?
    母を見舞うために通った高梁と新見の道は?
    財政再建を支えた備中産の鉄で作った製品とは?
    河井継之助との餞別(ルビ=せんべつ)に渡した薬とは?
    戊辰戦争で〝賊軍〟となった松山藩はどうなった?
    方谷が晩年に命名した塾の教育方針とは?
    現代の医師が方谷の大病と最期の病状を診断すると?
    方谷が師事した先生、学友はどんな人物か? ほか

    目次

    はしがき
    第1章 江戸時代・幕末編
    第2章 明治時代編
    第3章 方谷と交差した人物点描 etc.

    著者プロフィール

    方谷研究会

    山田方谷の業績や足跡について、調査発掘を行い、歴史学的研究とその成果の普及を目的とする研究会。
    元岡山県立高校教諭、元吉備国際大学非常勤講師、方谷研究会名誉会長)や故・太田健―(山陽学園大学名誉教授、初代方谷研究会代表)らが発起人となり、2012年6月に設立。教育者や歴史愛好家、会社員や公務員をはじめ、山田方谷に関心を寄せる有志が会員となり相互に研究と交流を図っている。
    会報誌『山田方谷ゼミナール』Vol.1〜10を刊行。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

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