楯築遺跡と卑弥呼の鬼道
吉備路にある日本最大の弥生墳丘墓「楯築遺跡」。
この墓の被葬者と卑弥呼の共通点を、文献資料を駆使して論証。
邪馬台国論争に一石を投じる話題作。
著者プロフィール
- 薬師寺 慎一
古代祭祀研究家。
1924年生まれ。
第六高等学校卒業、京都大学中途退学。
岡山市内の中・高校社会科教員を経て退職。著書に『古代日本と海人』(大和書房)、『楯築遺跡と卑弥呼の鬼道』『「吉備の中山」と古代吉備』『祭祀から見た古代吉備』『聖なる山とイワクラ・泉』『考えながら歩く吉備路(上)・(下)』『岡山の式内社』(いずれも吉備人出版)。
論文「古代日本における冬至の日の出線」(大和書房『東アジアの古代文化』所収)、「即位式とカラス」(同)、「古代備中国の中枢部と秦氏」(同)、「風土記に見える女性首長」(倉敷新聞連載)、「祭祀から古代を考える」(同)など。
※上記内容は本書刊行時のものです。