書籍紹介

大菩薩連嶺・中央線沿線の山 登山詳細図 全184コース

大菩薩嶺 滝子山 三ッ峠山 雁ヶ腹摺山 本社ヶ丸 高川山 九鬼山 1:25,000
新刊
著者 守屋 二郎 (作成・解説・踏査)
発行吉備人出版
仕様 縦685mm横1000mm厚み8mm 折り畳み ビニール袋装
ページ数 4ページ
価格本体1,400円+税
ISBN978-4-86069-738-9  C0326
初版年月日2024年4月20日
書店発売日2024年4月30日
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人気の大菩薩エリアの全域と中央線沿線の人気の山々他を網羅!
東は中央線鳥沢駅から西は塩山駅、北は黒川鶏冠山より南は河口湖という広大なエリアを、二万五千分の1の縮尺で収録!実地踏査に基づく全184コース+αの登山ルート!登山詳細図シリーズ5年振りの完全新作。

・折畳みサイズ=ヨコ約112㍉×タテ約173㍉×厚さ約8㍉・ビニール袋入
・重さ約70gと軽く、リュックなどに収納しやすいコンパクトサイズ。
・雨や水に濡れても破れにくく、折目がつきにくい地図用特殊紙使用

●「大菩薩連嶺・中央線沿線の山 登山詳細図」の大きな特徴
①全てのコースを新たに踏査し、最新情報を掲載。
②二万五千分の1地形図、20枚分の広大なエリアを収録。
③184コース+αの詳しいコースガイドを別紙(防水紙)に収録。本体は紙巾全面に地図が広がり、広大なエリア全体が紙地図で把握でき、エリアの概念や連続性が一目で判る。
④日本百名山1座(大菩薩嶺)、日本二百名山1座(三ッ峠山)、三百名山2座(黒岳、三頭山)を始め、山梨百名山21座、秀麗富嶽十二景の全17座、2019年に選定された甲斐百山21座等、人気、話題の山を数多く収録。首都圏はもとより日本全国から多くの登山者が訪れる人気エリアの登山地図。
⑤登山詳細図シリーズの既刊『山梨東部の山/ 東編』図、『丹沢西端 西道志』図、『新版・奥多摩/西編』図、『新版・西丹沢』図の4枚の地図の西側に続くエリアを収録。登山詳細図シリーズの世界が広がっていく。

●概要
登山詳細図シリーズ5年振りの完全新作。
本図は、2017 年末発刊の『山梨東部の山/ 東編』図、2019 年発刊の『丹沢西端 西道志』図、2020年発刊の『新版・奥多摩/西編』図収録範囲の西側に広がるエリアを縮尺1/25000 で一枚に収めたもので、北は黒川鶏冠山から南は御坂黒岳、東は扇山から西は塩山駅迄の広大な範囲を収録しています。
本図の中核には、大菩薩連嶺と呼ばれる南北に連なる長大な山稜が延び、百名山の大菩薩嶺を始め2000m級の秀峰が連なっています。
東西には、鳥沢駅から塩山駅の広い区間の南北に広がる扇山、百蔵山、高川山、滝子山、鶴ヶ鳥屋山、本社ヶ丸、棚横手等の中央線沿線の人気の山々が連なります。本図中下部には、富士急線東の九鬼山エリア、二百名山の三ッ峠エリアの全域、御坂山塊北部の黒岳等こちらも人気のエリアがカバーされています。また、『奥多摩/ 西編』図の西側に続いていた大マテイ山、鹿倉山、丹波天平等も収録され、登山詳細図の世界が西へ接続されています。
4 月~12 月運行の上日川峠行きバスの開通以降、大菩薩嶺、大菩薩峠一帯へのアプローチが大幅に短縮され、この歴史のある明媚なエリアを訪れる人は増大し、大菩薩エリアの人気は上昇の一途を辿っています。
また大菩薩嶺から北東に延びる柳沢峠までのエリアや、大菩薩峠以南のエリアはまだまだ登山者も疎らで、美しい山を静かに楽しむ事ができる貴重な山域であり、併せて大菩薩連嶺全体の価値の高さを示しています。中央線大月駅以西の沿線には、岩殿山、高川山等の手軽に登れる山から、標高差1,000mを越えるアルバイトを要する滝子山、本社ヶ丸等の本格的な山までが点在し、それらの山頂からは富士山や周囲の山々の大展望が広がり、多くの登山者に愛されています。山頂部に特徴的な三つの峰をもつ三ツ峠山は、御坂山塊の主稜から外れて一山を成し、河口湖に没する長大な府戸尾根を始め、全方位に尾根を広げ、特徴的な登路を数多く擁しています。 
本図記載の山々には、標高1,500mを越えるものも多く、大きな標高差や寡少な整備等で首都近郊の山とは違った困難さを持っており、そこが魅力であるとも云えますが、万全な計画と準備のもとに楽しまれる事を望みます。
本図作成のための踏査は2018 年12 月から着手し、その後、他図踏査の為、約二年半の中断を経て2021年6 月より再開し、2024 年2 月まで、30 名で延べ91 日間掛けて行われました。その際には、GPS(全地球測位システム)で正確な軌跡、ポイント座標を割り出し、ロードカウンター(回転式距離計)で地点間の距離を計測し記録されています。また重要な山名、地名に英語を併記、簡単な英文解説も記載、グローバル対応にしているのも大きな特長です。

登山詳細図 各図配置図

著者プロフィール

守屋 二郎

登山詳細図の会世話人
1967年岡山市生まれ。東京都在住。幼少の頃から山歩きを始め、成人してからは、沢登り、岩登り、山スキー(テレマーク)を志す。
テレマークスキーでは、越後駒ヶ岳滝ハナ沢初滑降(4月)、黒部横断(3月)等がある。海外では、スイスアルプス、チナールロートホルン(4221m)南西稜等に登る。
現在、登山詳細図シリーズの統括者として首都圏を中心に踏査、販売促進のほか
週末は小仏峠にて直接登山者と接し、「登山詳細図シリーズ」の販促活動を14年間継続して行っている。
著書に、登山詳細図シリーズ『新版高尾山』『新版奥多摩/東編』『同/西編』『新版改訂/東丹沢』『新版/西丹沢』『山梨東部の山/東編』『新版六甲山系/東編』(いずれも吉備人出版)、『新装版奥武蔵』『箱根・湯河原』などエリア図の企画・踏査・監修。

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※上記内容は本書刊行時のものです。

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