聞く、書く。第12号
生きる喜び 伝えて
新刊
著者 | |
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発行 | 吉備人出版 |
仕様 | A5判 並製本 |
ページ数 | 99ページ |
価格 | 本体500円+税 |
ISBN | 978-4-86069-732-7 C0095 |
初版年月日 | 2024年1月31日 |
書店発売日 | 2024年2月26日 |
「聞き書き人の会」の会報誌 第12号。テーマは「生きる喜び 伝えて」
聞き書きが、年齢を超えたコミュニケーションの手段としてだけでなく、演劇や踊りなどの創作にも活用されるようになってきました。
本書は、そんな「聞き書き」の広がりを、いろいろな場面で感じとることができる作品集です。
人々の話に耳を傾け、それを書き残す
―とてもシンプルな営みで、地域の記憶を記録しています。
目次
巻頭
文学創造都市に息づく「聞き書き」は、生きる喜びを伝える 山川隆之
【聞き書き】
観音さんが居るから動けません 中司廣志
戦争には行かんかったけど…… 文屋 泉
トリソミーの子どもを知っていますか? 小山明子
やさしさだけが、とりえかな 今井田貴子
伊勢神宮の玉砂利を歩く、真っ白な装束を着た神主のように 見舘好隆
【聞き書きワークショップリポート】
「歩いたからこそ見える景色」―西国街道完歩の話 正保潤子
著者プロフィール
- 聞き書き人の会
地域の歴史を、聞き書きを通して後世に伝えようと、2011年4月に発足。
聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。月1回の例会で「聞き書き」の技術を学び合い、記録(作品)をまとめた会員の作品集「聞く、書く。」を2013年から年に1回発行している。
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※上記内容は本書刊行時のものです。