書籍紹介

昭和・平成・令和 岡山県高校野球風雲録

ユニフォームは知っている
新刊
著者 石原 正裕 (著)
発行吉備人出版
仕様 四六判
ページ数 364ページ
価格本体1,800円+税
ISBN978-4-86069-714-3  C0095
初版年月日2023年8月5日
書店発売日2023年8月11日
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100人以上の選手、監督、関係者らの証言を元に、岡山の高校野球「あの日、あの時」を再現!
伝統校、名門校だけでなく、県立普通科の躍進、悲運の県北チーム、急成長の新興私学など勝ち負けを超えたドラマにあふれる。
かつての、そしてこれからの球児たちに贈る〈高校野球狂〉からのエール

昭和、平成、令和と時代とともに岡山の高校野球は変化し、それぞれの時代に語り継がれるドラマがあった。
40年以上にわたりテレビ報道記者の立場で岡山県の高校野球を追いかけていた著者は、選手や監督、関係者を訪ね、話を聞き、宝石のように輝く一つひとつのエピソードを紡いでいった。
あの日、あの時、あの一球を、共に振り返る渾身の一冊。

目次

はじめに
①名門の誇りと今
歴戦の雄 ドラマ多き名門 倉敷工業
マナーと努力の選抜制覇 その戦歴 岡山東商業
ブルーの魂 攻撃野球の先駆け   岡山南高校
守りの美学とその物語   倉敷商業
筆記体が残した名勝負    玉島商業
甲子園出場と豪打の伝説  水島工業

②私学の雄の輝き
岡山最古の野球部 名門 激闘史   関西
夏の甲子園 唯一の決勝進出 岡山理大付属
ユニフォームよ 井原の活力となれ 興譲館
 
③私学 新勢力の台頭
最速の甲子園から強豪に 創志学園
躍進する学校と野球部   岡山学芸館
アフリカにつながる赤い旋風  おかやま山陽

④名勝負 普通科校の奮闘と無念
幾たびもの大安寺旋風  岡山大安寺
サラリーマン監督の奮闘とその時代  岡山朝日
二中の誇りと伝説の右腕 岡山操山
遠い記憶 無念の決勝敗退  西大寺
野球どころが見せた 普通科校の意地 玉野

⑤県立新設校の輝き
大活躍と一期生のユニフォーム  岡山城東
初の甲子園 そして紫の栄光 玉野光南
くせ者チーム誕生 大物食い軍団 岡山芳泉

⑥県北からの挑戦
県北の名門 伝統とB‘z世代の活躍 津山
悲運のユニフォームから56年 津山商業
県北から甲子園を目指した青年監督   津山工業
名投手を生み出した県北の輝き 勝山

⑦書き残したい二つの高校の物語
千鳥を生んだ野球部 忘れざる試合 笠岡商業
9人で臨んだ最後の夏 琴浦

⑧番外編 岡山高校野球三国志
岡山監督たちの三国志
岡山高校野球風雲録 年表

著者プロフィール

石原 正裕

1958年香川県さぬき市生まれ 幼いころから志度商業のファンで、中学2年の時、高松一高の夏の甲子園ベスト8を見て、進学を決めた。早稲田大学を経て、1981年RSK山陽放送に入社。
報道では事件事故・政治・農業・漁業など幅広い取材を行い、TBS報道特集などで高評価を得た。番組制作・ラジオ・イベント企画運営なども行い、讃岐うどんブームの火付け役ともなるなど、地域おこしの情報発信に携わった。民間放送連盟の全国表彰など受賞多数。
高校野球取材は入社以来、ニュース、中継などで携わり、現在、ライフワークの一つとなった。高校野球の歴史と文化の研究のため、ユニフォーム収集を10年前から始め、夏の全国大会優勝校のものをコンプリートして、全国紙に掲載された。思い出の試合は松山商業-三沢、箕島-星稜のともに延長18回の試合で、リアルタイムで見たことが自慢。
趣味は食べること、寝ること、スイミング、ユニフォーム収集と研究。好きなユニフォームは左胸のワンポイントタイプで、岩手の福岡、小倉、東奥義塾、母校の高松一高、膳所、下関商業がお気に入りだ。広島商業の服地を使い、金、銀のモール刺繍のマークが入った帽子に伝統と風格を感じている。
2021年3月にRSKを退社。現在はフリーライター、プランナー。趣味は食べること、寝ること、泳ぐこと、高校野球のユニフォーム収集。
著書に『岡山・香川ラーメン見聞録』(吉備人出版)ほか

※上記内容は本書刊行時のものです。

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