律令の大路山陽道
赤磐市域を中心として
新刊
著者 | |
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発行 | 吉備人出版 |
仕様 | 四六判 並製本 |
ページ数 | 75ページ |
価格 | 本体1,200円+税 |
ISBN | 978-4-86069-691-7 C0021 |
初版年月日 | 2022年11月24日 |
書店発売日 | 2022年12月8日 |
古代の山陽道は、大和朝廷と太宰府を結ぶ幹線道。
では、その道筋は?
土地を熟知した著者が、地名や地形、条里制の跡、道路の状況、距離的な問題、国府との地理的関係、集落間の距離的なもの、駅路の安全性などの点からも検討し、一、駅路 二、駅家の位置の二点を中心に、駅制が整えられ衰退していくまでの歴史的な流れを追うことによって、岡山県赤磐市域における古官道山陽道の全体像を明らかにし、その道筋を探る!
目次
はじめに
第一章 大宝律令による中央集権制の確立
第一節 五畿七道の制
第二節 大宝律令による駅伝の制度
第三節 駅の機構及び管理運営
第二章 大路山陽道
第一節 山陽道の路線
第二節 中世以後の山陽道
古官道山陽道関係略年表
おわりに
著者プロフィール
- 岸田 崇
昭和14年岡山県赤磐市生まれ。岡山大学法文学専攻科(文学専攻)修了。岡山県立高等学校、岡山県教育委員会事務局、岡山県総務部等を経て、岡山県教育センター所長、岡山県立岡山一宮高等学校長を歴任。
著作は『山陽町史』(中世編)(山陽町、1986年)、「備前国鳥取荘について」『操山論叢』(岡山県立岡山操山高等学校、1980年)、『歴史の里上仁保』(私家本、2011年)。『生本伝九郎の生涯』(吉備人出版、2020)、『備前国鳥取荘』(同、2022)
※上記内容は本書刊行時のものです。