聞く、書く。第10号
生活と記憶のつぶやきを受け止めて
著者 | |
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発行 | 吉備人出版 |
仕様 | A5判 並製本 |
ページ数 | 102ページ |
価格 | 本体500円+税 |
ISBN | 978-4-86069-675-7 C0095 |
初版年月日 | 2022年1月31日 |
書店発売日 | 2022年2月15日 |
今、話題の聞き書き作品集。
「聞き書き人の会」の会報誌 第10号。
テーマは「生活と記憶のつぶやきを受け止めて」
聞き書き人の会は、市民の聞き書きを通して地域の歴史を記録しています。
出版社より
年代も、性別・地域も様々な人の半生が語られているが、共通するところは、生きた証を聞いてもらいたいという語り手がいて、語り手のかけがえのない人生を大切に思い、後世に残したいと思う聞き手がいることだ……
一人の人間の語りを超えて、その人の生きた時代がどのような時代であったかさえも知ることができる。
(「聞く、書く。第5号」より)
目次
巻頭言 『聞く、書く。』10号と『東京の生活史』 山川隆之
聞き書き/米一俵、担ぎょうりました…… 中司廣志
聞き書き/郷土の歴史に魅せられて
~祖父から孫へと受け継がれた、郷土史というライフワーク……中尾 圭
聞き書き/人間万事塞翁が馬。
振り返ってみると、まんが良かったんでしょうねぇ……小山博子
聞き書き/お姉ちゃんの誕生日は1月18日だった……正保潤子
聞き書き/千明ですけど、なにか?……小山明子
聞き書き/母の記憶をつなぎ合わせるパッチワーク……今井田貴子
聞き書き/闇船に隠れ朝鮮引き揚げ……文屋 泉
寄稿/「聞き書き」の可能性について……見舘好隆
著者プロフィール
- 聞き書き人の会
地域の歴史を、聞き書きを通して後世に伝えようと、2011年4月に発足。
聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。
月1回の例会で「聞き書き」の技術を学び合い、記録(作品)をまとめた会員の作品集「聞く、書く。」を2013年から年に1回発行している。
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※上記内容は本書刊行時のものです。