備前国鳥取荘
成立から崩壊まで
著者 | |
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発行 | 吉備人出版 |
仕様 | 四六判 並製本 |
ページ数 | 126ページ |
価格 | 本体1,400円+税 |
ISBN | 978-4-86069-673-3 C0021 |
初版年月日 | 2022年2月23日 |
書店発売日 | 2022年3月9日 |
備前国(現在の赤磐市)にあった荘園・鳥取荘を解明する。
備中国新見荘、備前国鹿田荘に比べ、研究の遅れていた鳥取荘。
数少ない中世史料を再検討し、年貢の貢納状況や荘園の荘域、開発領主・葛木氏の動向などを中心に鳥取荘の成立から崩壊までを歴史的な流れを追い、その全体像を明らかにする。
目次
目次
第一章 長講堂領としての鳥取荘
第二章 南北朝時代から室町時代へかけての鳥取荘
第三章 守護山名氏と鳥取荘(嘉吉~応仁)
第四章 守護赤松氏の再興と鳥取荘
第五章 戦国時代の鳥取荘(永正~天正)
第六章 鳥取荘の荘域
著者プロフィール
- 岸田 崇
昭和14年岡山県赤磐市生まれ。
岡山大学法文学専攻科(文学専攻)修了。
岡山県立高等学校、岡山県教育委員会事務局、岡山県総務部等を経て、岡山県教育センター所長、岡山県立岡山一宮高等学校長などを歴任。著作は『山陽町史』(中世編)(山陽町、1986)、「備前国鳥取荘について」(『操山論叢』(岡山県立岡山操山高等学校、1980)、『歴史の里上仁保』(山陽プラン、2011)、『生本伝九郎の生涯』(吉備人出版、2020)
※上記内容は本書刊行時のものです。