オレが覗いて来た介護最前線
介護される人と介護する人を結ぶ見えない糸……それを写し出すケアワーク・フォトライター野田明宏待望の写真集。
介護・リハビリの第一人者・三好春樹氏からも賛辞!
「書く、語るでは、どうやっても伝わらない領域がある。言葉の限界である。
ところが、野田明宏の写真はそれができるのだ」
著者プロフィール
- 野田 明宏
ケアワーク・フォトライター
1956年岡山市生まれ。
岡山東商高では野球部に所属し、第55回夏の甲子園に出場。国士舘大では、押忍の世界に被れる。卒業後、風俗の世界を転々とするも嫌気がさし、バッグパッカーとして世界を放浪。
ほぼ50カ国を旅した後、中央アメリカはグアテマラを中心に2年間滞在。
この時期、戦場カメラマンに憧れ、内戦下の中央アメリカで戦場カメラマン目指す。
政府軍パトロールにも同行したが恐怖から沈。帰国後、両親を看取る。父の介護で初めての下の世話を体験。母の介護は在宅で10年。
虐待者となる。
この間の経緯は、『アルツハイマーのお袋との800日』(時事通信社)、『アルツハイマーの母をよろしく』(ミネルヴァ書房)などの著書に詳しい。山陽新聞に4年間200回、中国新聞に1年3カ月65回のコラムを連載。
テレビ東京から、「和ちゃんとオレ」が映画化され、プライムビデオでも配信されている。
現在は「ベターケア」「ブリコラージュ」などに連載中。
著書に『ありがとう和ちゃん』(ブラス出版)、『介護する人々』『在宅介護支援センター物語』『背番号13青春録』(吉備人出版)などがある。
※上記内容は本書刊行時のものです。