世界一やさしいレストラン
みんながごちゃまぜで働くやさしい世界を描いた絵本
あわてんぼうでウッカリさんだけれど、とても味覚に優れていて、作るご飯がとっても美味しいコックさん。
すごい気が弱くて緊張しちゃって、食器を置こうとしたら手がブルブル震えちゃうけれど、でも人当たりが良くて優しいウエイトレスさん。
ここに、ちょっとした工夫と、お客さんの少しの優しさを。
精神科医である「かめ吉先生」が見たいと願ったのは、こんなみんながその人らしく過ごして尊重しあえる『障がい者も健常者もごちゃまぜで働く世界』です。
今の現実に絶望している人たちにそんな幸せな世界を伝えるために「絵本」です
著者プロフィール
- かめ吉
1973年島根県生まれ。
岡山県在住。医学部を卒業後、精神科、内科の研修を経て、在宅医となる。
精神科の研修中に、50歳代の患者さんを外来に連れて来ていた80歳代の母親の「この子を看取ってからでないと死ねない」という言葉に衝撃を受け、ライフワークとして、障がい者自立支援事業活動を始める。
2011年9月に障がい者の就労支援事業のための協同組合を設立。
2019年6月、倉敷美観地区にアンテナショップ「虹色商店」オープン。- うり丸
1991年岡山県生まれ。
中国デザイン専門学校卒。
在学中に急に外出や今までできていた事ができなくなり通院しながら専門学校を卒業。
卒業後は暫く引きこもっていたが克服しアルバイトができるようになり大阪で一人暮らしを始めデザイン会社に就職。
しかし鬱病になり退職後岡山に帰郷。
鬱を治療しながらまた暫く引きこもる。
ネット上で自分のイラストを公開していた事がきっかけでデザイン会社からイラストの仕事の依頼が来るようになり、現在は在宅でイラスト制作の仕事をしている。- 絵本「世界一やさしいレストラン」出版プロジェクト実行委員会
絵本「世界一やさしいレストラン」出版プロジェクト実行委員会
「世界一やさしいレストラン」の理念やコンセプトをより広く知っていただくことを目標に絵本を出版するために立ち上げた任意団体です。
主なメンバーは作者の「かめ吉」先生をはじめ、ソーシャルワーカーや元図書館司書など多種多様なメンバーが運営に協力しています。
※上記内容は本書刊行時のものです。