おかやまの文化財 自然・人物
シリーズ「おかやまの文化財」第3弾!
豊かな自然と歴史人物を通じて探る“岡山の本質”。
数々の文化財に触れ、自然の中を歩いてきた著者が、
第一章では県内の名勝や天然記念物にも指定されている特徴的な植物や生き物を、
第二章では「この時代背景にこの人あり」という時代転換期にグローバルに活躍した岡山を代表する人物を解説。
豊富なカラー写真・図版。
小学生から一般まで読みやすいふりがな付き。
目次
第一章 自然
岡山後楽園(国指定特別名勝)
羅生門(国指定天然記念物)
【コラム】棲み分け理論【コラム】天然記念物
醍醐桜(県指定天然記念物)
奥迫川の桜(県指定天然記念物)
黒岩の山桜(県指定天然記念物)
岩ザクラ(真庭市指定天然記念物)
横川のムクノキ(岡山県指定天然記念物)
【コラム】メタセコイアの気根
圀勝寺の椿(矢掛町指定天然記念物)
アッケシソウ(浅口市天然記念物)
寄島の大楠(浅口市指定天然記念物)
エヒメアヤメ(幻の天然記念物)
笠岡のカブトガニ(国指定特別天然記念物)
オオサンショウウオ(国指定特別天然記念物)
アユモドキ(国指定天然記念物)
新庄村(「日本で最も美しい村」連合加盟認定)
第二章 人物
吉備真備
白根安生
法然
栄西
雪舟
宇喜多秀家
宮本武蔵
水谷勝隆
津田永忠
淵上旭江(光)
太田辰五郎
箕作阮甫
荻野独園(圓)
正阿弥勝義
逸見東洋
岸田吟香
著者プロフィール
- 臼井 洋輔
うすい・ようすけ
1942年岡山県玉野市生まれ。岡山大学法文学部卒業、岡山大学大学院博士課程修了(文学博士)。日本考古学協会会員、日甲研岡山県支部長、岡山県文化振興審議会会長、岡山県文化賞選定委員、岡山県展選考委員、岡山県文化財保護協会理事、林原美術館評議員、両備檉園記念財団審査委員、マンセルスポーツ・文化振興財団審査委員など。
主な著書は『正阿弥勝義の世界』 『岡山の文化財』『岡山の宝箱』『謎を秘めた古代ビーズ再現』『文化探検岡山の甲冑』『おかやまの文化財 工芸・史跡』『おかやまの文化財 建築』など多数。
「福武文化賞」(2004福武教育文化振興財団)、「山陽新聞賞(文化功労)」(2014山陽新聞社)、「岡山県文化賞」(2015岡山県)などを受賞。
※上記内容は本書刊行時のものです。