鬼山砦の小悪党
美咲町に住む中学生の光が、
中世のムラにタイムスリップ。
そこには、「鬼山」に砦を築き、
野武士などから地域を守る人たちがいた。
その集団を率いていたのは、
光と同世代の女の子…
現代と中世を行き来する光を通して、
中世のムラを守る人々を描く物語。
〈小学校高学年以上を対象とした児童書〉
著者プロフィール
- 川島 英子
岡山県久米郡美咲町に生まれる。津山高校、岡山大学教育学部卒。小学校教諭の後、専業主婦。 岡山市市民の文芸賞、随筆「通夜の雨」で市長賞。岡山市市民の童話賞、童話「うちの子、知りませんか」は最優秀賞。児童文学「螢のブローチ」で、岡山県文学選奨入選。読売ファミリー童話大賞に「白いパラソル」が優秀賞に入選。 著書は、児童文学「螢のブローチ」「ぎゅっとだいて」「白いパラソル」。童話「月夜のシャボン玉」。短歌の歌集に、「櫻吹 雪」「渓のせせらぎ」がある。 日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会会員。いちばんぼし童話の会「いちばんぼし」、岡山児童文学会「松ぼっくり」同人。短歌誌「麓」同人。
※上記内容は本書刊行時のものです。