グローバル化の新局面とわが国の対応
イギリスのEU離脱やトランプ政権の保護主義でグローバリズムが危機に陥った。
日本の将来とやるべきことを考える!
貿易戦争による経済停滞や格差の拡大、難民問題の深刻化を懸念。
日本は教育に力を注ぎ、AIやIoTの活用などで活路を──。
2017年7月8日(土)、就実大学110周年記念ホール(S館102)で開催された就実グローカル・フォーラム2017グローバル化の新局面とわが国の対応」を収録。
目次
著者プロフィール
ビル・エモット
元エコノミスト誌編集長・就実大学経営学部経営学科客員教授1956年イギリス生まれ。
80年に英エコノミスト氏ブリュッセル支局に参加。
ロンドンでの同誌経済担当記者を経て83年に来日。
東京支局長としてアジアを担当。
86年に金融担当部長として帰国。
その後ビジネス部門編集長となり、1993~2006年、同誌編集長を務める。1989年、日本のバブル崩壊を予測した『日はまた沈む』がベストセラーに。
2006年には日本の経済復活を宣言した『日はまた昇る』が再び話題となる。2016年4月旭日中綬章受章。
【著書】『日はまた沈む』(1989)、『日はまた昇る』(2006)、『アジア三国志』(2008)、『西洋」の終わり: 世界の繁栄を取り戻すために』(近刊:日本経済新聞社)ほか多数。
小野 誠英
株式会社三菱総合研究所常勤顧問1950年倉敷市生まれ。
東京大学経済学部卒業後、1975年三菱商事入社。2003年ハーバード・ビジネススクールAMP修了。
香港や米国等同社海外拠点に勤務後、エムシー金属資源(株)副社長、執行役員非鉄金属本部長、常務執行役員経営企画本部長、米国三菱商事会社社長を歴任し同社の国際事業を牽引。
2013年同社退職後、株式会社三菱総合研究所に移り代表取締役専務、同副社長を経て現在常勤顧問にJapan Society New York 副会長、ニューヨーク商工会議所会頭等に就任。豊富な海外経験から岡山県や倉敷市の各種アドバイザーも務める。
田口 雅弘
岡山大学大学院社会文化科学研究科教授岡山大学大学院社会文化科学研究科副研究科長・教授。専門は、移行経済論、経済政策論。
研究領域は、現代ポーランド経済史、ポーランド経済政策論。
ワルシャワ中央計画統計大学(SGPiS)経済学修士学位取得卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程後期単位取得退学(京都大学博士)。ハーバード大学ヨーロッパ研究センター(CES)客員研究員、ポーランド科学アカデミー(PAN)客員教授等を経て現職。【著書】:『ポーランド体制転換論~システム崩壊と生成の政治経済学』(御茶の水書房、2005年)、『現代ポーランド経済発展論~成長と危機の政治経済学』(岡山大学経済学部、2013年)ほか。
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※上記内容は本書刊行時のものです。