聞く、書く。第6号
聞き書き人の会 会報誌 第6号
「聞き書き人の会」の会報誌第6号。テーマは「人の記憶を共有する」。
人々の記憶を記録することが、地域のこれからとどう結びついてくのか。
医療、福祉、教育……さまざまな分野、場面で、聞き書きは少しずつ広がりをみせている。
地域とのかかわりを考えながら、人々の記憶に寄り添ってきた1年間の活動を作品集としてまとめた。収録した聞き書きは10作品。
目次
・地域の記憶と聞き書き 山川隆之
・聞き書き/子ども3人はお好み焼きで育てました 中司廣志
・聞き書き/雲海の立ち込める山上の暮らし 小山博子
・聞き書き/うちの完ちゃんはいい人だったから、
みんなによくしてもらって、私は幸せ 人見裕江
・聞き書き/僕の青春 辻 眞帆
・聞き書き/苦しみの毎日だったけど、私にも熱い青春があったよ 古宮真由美
・聞き書き/砲弾の中で過ごした20代 文屋 泉
・聞き書き/ガタガタした帽子もいいじゃねえか 相澤麻有子
・聞き書き/江道橋のたもとで佐藤伸隆
・聞き書き/米寿を迎える父 森光康恵
・聞き書き/地域の語りを聞く 正保潤子
・エッセイ/「聞き書き」に出会って 小山明子
著者プロフィール
- 聞き書き人の会
地域の歴史を、聞き書きを通して後世に伝えようと、2011年4月に発足。
聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。月1回の例会で「聞き書き」の技術を学び合い、記録(作品)をまとめた会員の作品集「聞く、書く。」を年に1回発行している。
関連リンク
関連するタグ
※上記内容は本書刊行時のものです。