新しい世界へ
新しい世界へと/足を踏み入れた私
それは 心 の世界/それは 言葉 の世界
そこは きっと
恵みの雨 のような/降り積もる真っ白な雪 のような
時に荒波 のような/でも暖かい/温もりのある場所
それは 詩 の世界
甘えがあったり矛盾があったり前向きだったり後ろ向きだったりと揺れる私の心。
「生きること」を問いつづけ出口を求めもがく私。
それが言葉になり、つぶやき、吐きだし、呼びかけ、詩となり心に迫る。
遠藤友紀恵第二詩集のテーマは「生きること」。
これから新しい気持ちで前に進んで行くという気持ちを込め「新しい世界へ」という題名に。
目次
詩集『新しい世界へ』に寄せて 重光はるみ
遠藤友紀恵さんの詩について 小林一郎
まえがき
新しい世界へ
幼き恋
幼き呟き
消えて失くなりたい
幼い頃の先生
マヤファーム 生活支援員さんより
常超世界 ~じょうちょうせかい~
呟き
変化
辿りついた先に
自然界
情景
あの光
あとがき
友人より
娘より
著者プロフィール
- 遠藤 友紀恵
1974年岡山市生まれ。
2015年2月に「玉ねぎの詩」が『現代農業』野良で生まれたうたに掲載される。
翌2016年7月「生き方の法則」で第1回永瀬清子現代詩賞を受賞。2016年12月第一詩集『違う雲の下』発刊。[所属]黄薔薇、岡山県詩人協会
※上記内容は本書刊行時のものです。