奥武蔵登山詳細図
西武鉄道秩父線の各駅を基点として日帰り登山が楽しめる数多くのコースで高い人気のエリア。待望の詳細図が完成!
「奥武蔵」は、小社から既刊の『奥多摩東部登山詳細図』及び『奥多摩登山詳細図/西編』の北方に位置する山系で、西武鉄道秩父線、飯能駅より秩父駅まで、北西に延びる鉄道の沿線に沿った山々である。
標高1000m以下の低山が多く、秩父線の各駅を基点として日帰り登山が楽しめる数多くのコースがある。
関東では有名な秩父八十八番札所もこのエリアに含まれており、歴史、名刹を訪れる人も多く、電車運賃が安価なことともあり、首都圏のハイカーに高い人気を集めている。
同図の構成は、表面(東図)には、左上(北西)に西武鉄道秩父駅北西部を、右下にはイモリ山付近を置き、裏面(西図)には、左上にツツジ山、右下に天覧山(右上部分に飯能駅~天覧山の連続図を入れる)とした。
左上する西武秩父線に沿って斜め上下を両面印刷している。
『奥武蔵登山詳細図』分岐表記に関するお知らせ
奥武蔵登山詳細図の表記で、分岐箇所と分岐径を矢印を記入して表記し、×印のあるものは通過不能又は立入禁止径、特に×印の無いものは径が続いているものとして表記しておりましたが、特に×印の無いものの中にも、一例ですが、送電線鉄塔までは巡視路があり、その先は径の無くなるもの等があります。
安全のため、今後は、×印の無い矢印に関しても、立ち入らないようお願い致します。
※詳しくは著者ブログ『登山詳細図世話人の日記』をごらんください。
著者プロフィール
- 池田 和峰
1971年東京生まれ。埼玉県所沢市在住。
山好きの父親の影響で幼少期より登山を始め、関東の山を中心に、地域、歴史研究までを加え深く掘り下げた登山活動を30年以上続けている。登山詳細図シリーズには、『高尾山』初版二刷よりアドバイザーとして参加。
以降。『奥多摩東部登山詳細図 改訂版』、『西丹沢登山詳細図』、『奥多摩登山詳細図/西編』の踏査にも協力し、『同/西編』では、作成にも大きく携わる。- 守屋 二郎
1967年岡山市生まれ。東京都在住。
幼少の頃から山歩きを始め、成人してからは、沢登り、岩登り、山スキー(テレマーク)を志す。テレマークスキーでは、越後駒ヶ岳、滝ハナ沢初滑降(4月)、黒部横断(3月)等がある。
海外では、スイスアルプス、チナールロートホルン(4221m)南西稜等に登る。登山詳細図シリーズの踏査には2011年から参加。
これまでに『奥多摩東部登山詳細図』『東丹沢登山詳細図』『改訂版高尾山登山詳細図』『西丹沢登山詳細図』『奥多摩登山詳細図/西編』の踏査、監修などを担当。現在、登山詳細図シリーズの世話人として踏査、販売促進を担当。
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※上記内容は本書刊行時のものです。