やっぱり出たか おかやま雑学ノート 第11集
著者 | |
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発行 | 吉備人出版 |
仕様 | 四六判 並製本 |
ページ数 | 180ページ |
価格 | 本体1,200円+税 |
ISBN | 978-4-86069-394-7 C0095 |
初版年月日 | 2014年5月20日 |
書店発売日 | 2014年6月9日 |
郷土史の真実を追い求める気概は衰えない。
刊行から10年以上続く人気シリーズ第11集。
傘寿(80歳)を迎える著者は、「体力にはいくらか衰えを感じるが、気力は十分」と、西へ東へと取材に飛び、ラジオで語り、執筆を続ける……。
目次
Ⅰ 知られざる郷土史を掘る
山田方谷〈借財10万両踏み倒し説〉を検証する
山田方谷の藩政改革「10万両を160億~600億円換算」の不可解
山田方谷大河ドラマ署名運動の挫折に思う
借財73万両返済!姫路藩家老河合寸翁のすごい藩政改革
新聞経営に見る大原孫三郎の先見性と革新性
Ⅱ 歴史の行間を読む
存続わずか4年余、歴史から消えた美作鶴田藩(6万1000石)の悲劇
高梁で出会った会津藩士秋月悌次郎と長岡藩士河井継之助
会津若松城落城時の降伏使者手代木勝任、秋月悌次郎と岡山の奇縁
軍師黒田官兵衛ゆかりの備前福岡についての新事実
早島・戸川家記念館にある戦国武将島左近の兜の緒?
新島八重と新見・哲多町出身、社会事業家山室軍平の絆
Ⅲ 岡山のうちそとを歩く
比モンテンルパの戦犯救出に奔走した井原の教戒師加賀尾秀忍と歌手渡辺はま子
キリシタン大名高山右近とマニラ、高槻、小豆島
牛窓と小豆島、オリーブ栽培の意外な歴史
小豆島、犬島と大坂城石垣の巨石
香川県・本島と高見島で語られない歴史を探る
高知の秘境・猪野々で探る岡山
あとがきに代えて―郷土史の正しい検証が必要だ
著者プロフィール
- 赤井 克己
1934年岡山市東区瀬戸町生まれ。
神戸大経営学部卒。
58年に山陽新聞社入社。
編集局長、常務、専務を経て、98年に山陽印刷社長。
02年に同社を退任しハワイ・日米経営学研究所に留学、国際ビジネスを学ぶ。
03年4月からエフエムくらしきで「聴いてちょっとためになる話」、07年4月からは岡山エフエムでも「赤井克己の岡山歴史ノート」の番組で、本書の内容の放送を続けている。英検1級、国連英検A級,V通訳英検A級。
87年山陽新聞連載企画「ドキュメント瀬戸大橋」取材班代表で日本新聞協会賞受賞。著書に『67歳前社長のビジネス留学』(私家版)『おかやま雑学ノート』(第1集~第10集)、『瀬戸内の経済人』『続瀬戸内の経済人』(以上吉備人出版)、『岡山人じゃが』(共著・吉備人出版)など。岡山市北区栢谷在住
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※上記内容は本書刊行時のものです。