西丹沢登山詳細図
要望にこたえ西丹沢登山詳細図が完成!
奥深さを感じる山域、全120コースの登山ルートを収録。
丹沢エリア地図では得られなかった詳細で精密な情報を記載。
2012年10月の「東丹沢登山詳細図」刊行後、多くの方々から「西丹沢図」もとの声が寄せられ、その声に応えるべく、同年12月から2013年10月までの11ヵ月間をかけて踏査。
このほど「西丹沢登山詳細図1:16,500(東と同縮尺)」が完成した。
収録範囲は、北が道志川のライン、南がJR御殿場線のライン、西が甲相国境稜線上にある菰釣山(1,379m)までのライン。
図中の北部には、南西から北東にかけて菰釣山、加入道山、大室山の甲相国境稜線が連なり、大室山西の肩から南東へ犬越路、檜洞丸、臼ヶ岳へと丹沢主稜線が通っており、道志川と河内川の分水嶺をなしている。
図中央部には、西に椿丸の山塊、中に前権現から屏風岩山を経て本権現に至る山稜が丹沢湖に没し、東には玄倉川の源流から屹立する石棚山山稜、檜岳山稜が峻険さを競い合っている。
図の南部には西に不老山、中に大野山、東に高松山と松田山の山塊が盛り上がり、JR御殿場線沿線の山として人気を集めている。
西丹沢は東丹沢と比べて人が少なく、静かな山が楽しめるエリアである。
ブナなどの美しい森も多く、獣の気配を感ずることが多々あり、奥深さを感じる山域である。
著者プロフィール
- 守屋 益男
日本勤労者山岳連盟顧問。山陽カルチャーマウンテンクラブ顧問。山陽登山入門講座講師。
23歳から登山を始め、国内では県内から中四国の主な山、日本百名山すべてに登頂。
海外ではモンブラン(4,807m)、キリマンジャロ(5,895m)、アララット山(5,123m)、エルブルース(5,642m)、キナバル山(4,095m)、マウナロア(4,158m)、漢拏山(1,950m)、玉山(3,952m)等にすべて登山隊長として登頂。
1994年、未踏峰 天山・カシカール峰(6,347m)へ登山隊総隊長として参加、6名が初登頂。
聖山カイラス巡礼(5,668m)2回。
ゴーキョピーク(5,367m)、チョモランマBC、K2BC等をトレッキング隊長として踏破。
著書「岡山の山百選」(山陽新聞社)。
「中四国兵庫の山百選」(山陽新聞社)。
「海外トレッキング入門」(大月書店)共著。
「新ルート岡山の山百選」(吉備人出版)監修。
「熊山登山詳細図」「龍ノ口・金山登山詳細図」「福山・軽部山・日差山登山詳細図」「鬼城山塊登山詳細図」「高尾山・景信山・陣馬山登山詳細図」「奥多摩東部登山詳細図」「操山・半田山・楢津山・矢坂山登山詳細図」(各吉備人出版)。- 守屋 二郎
1967年岡山市生まれ。東京都在住。
幼少の頃から山歩きを始め、成人してからは、沢登り、岩登り、山スキー(テレマーク)を志す。
テレマークスキーでは、越後駒ヶ岳滝ハナ沢初滑降(4月)、黒部横断(3月)等がある。
海外では、スイスアルプス、チナールロートホルン(4221m)南西稜等に登る。
登山詳細図シリーズの踏査には6年前から参加。
現在、登山詳細図シリーズの世話人として踏査、販売促進を担当。
週末は小仏峠にて直接登山者と接し、『高尾山登山詳細図』等の販促活動を行っている。
著書「東丹沢登山詳細図」「高尾山登山詳細図改訂版」「奥多摩東部登山詳細図改訂版」(吉備人出版)。
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※上記内容は本書刊行時のものです。