高尾山・景信山・陣馬山登山詳細図
東京・新宿から西へ約40㌔、高尾山(599m)は、山域が「明治の森 高尾国定公園」に指定され、天然の森林がよく守られている山として知られています。
東京都心から電車で1時間という身近さ、数年前、ミシュランのガイドブックで三つ星に選定されたことなどから、年間300万人が訪れる世界一人気のある山となっています。
その高尾山を踏査、整備、計測したのがこの登山詳細図。
忘れ去られていた小径を整備し、登山道として光を当て、その魅力を伝えるとともに、目標物や距離、送電線などの情報を付加し、「道迷い」の防止に役立つ1枚です。
踏査は、2010年9月~2010年12月にかけて行い、古道をふさぐ倒木を除け、ヤブを切り開き、赤テープを付け、コースを整備してこの地図を作成した。
コースの距離はロードメジャー(回転式距離計)で測定し、5㍍単位で四捨五入している。
目次
解説
山麓へのアクセス
コースガイド
八王子城山
北高尾山稜とサブコース
高尾山
景信山
陣馬山
栃谷尾根コース
高尾山~陣馬山縦走 & サブコース
矢ノ音南西尾根コース
貝沢コース
自然歩道コース&サブコース
拓殖大西尾根コース
中沢峠コース
著者プロフィール
- 守屋 益男
1935年、岡山市生まれ。日本勤労者山岳連盟顧問。山陽カルチャー登山入門講座講師。
23歳から登山を始め、国内では県内から中四国の主な山、日本百名山すべてに登頂。
海外ではモンブラン(4,807m)、キリマンジャロ(5,895m)、アララット山(5,123m)、エルブルース(5,642m)、キナバル山(4,095m)、マウナロア(4,158m)、漢拏山(1,950m)等にすべて登山隊長として登頂。
アコンカグア(6,959m)は6,000mまで。未踏峰では1994年、天山・カシカール峰(6,347m)へ登山隊総隊長として参加、6名が登頂。
2006年、チベット・ゴザル峰(6,292m)へ登山隊長として参加、5,800mまで登る。トレッキングでは崑崙・ハーンヤイリク峰(6,744m)偵察。チョモランマBC(5,300m)、バルトロ氷河K2BC(5,200m)、グランドキャニオンハバスパイ渓谷、ミルフォードトラック・マウントクック、聖山カイラス巡礼(5,668m)、ゴーキョピーク(5,367m)、レンジョーパス(5,340m)ナンパイゴスムBC(5,300m)カナディアンロッキー・バンフ周辺等をすべて隊長として踏破。
著書は「登山の基礎知識」(ユニ出版)、「岡山の山やま」上中下巻。
「岡山の山登り」(山陽新聞社)。
「みんなの山歩き・大阪周辺2」(共同出版)共著。
「岡山の山百選」(山陽新聞社)。
「中四国兵庫の山百選」(山陽新聞社)。
「海外トレッキング入門」(大月書店)共著。
「新ルート岡山の山百選」(吉備人出版)監修。「熊山登山詳細図」「鬼ノ城山塊登山詳細図」など。
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※上記内容は本書刊行時のものです。