岡山の文学 平成29年度
第52回岡山県文学選奨作品集
小説、随筆、童話、現代詩、短歌、俳句、川柳など442点の応募作品から選ばれた優秀作品計40点を紹介。
今回で52目を迎えた岡山県文学選奨。小説A、小説B、随筆、現代詩、短歌、俳句、川柳、童話の8部門に、県内各地の幅広い年齢層の方々から442点の応募がありましたが、日々の暮らしや身近な題材を描き出したもの、現代社会の抱える問題をテーマにしたものなど、いずれも作者の思いが伝わってくる力作ぞろいでした。
本書は、これらの中から選ばれた入選4点、佳作4点、準佳作32点の合計40点の作品を収録したものです。
目次
はじめに……岡山県知事・伊原木隆太
岡山の文学・目次
小説A
佳 作 『人魚姫の海』 安住 れな
小説B
佳 作 『見えないもの』 早坂 杏
現代詩
入 選 『介護老人保健施設(ろうけん)にて』 田中 淳一
『巡回』
『とむらひ』
準佳作 『祭りが終わって』 武田 章利
『夕焼け』
『料理』
〃 『帰省』 三村 和明
『十三回忌』
『いとまごい』
短歌
入 選 『港町・夏』 林 良三
準佳作 『信太の森の花田茂義君』 樋之津 保子
〃 『長くあれかし』 中山 潔子
〃 『若葉をゆらす』 石山 真太郎
〃 『蛙が居付く』 山本 美枝子
〃 『一年すぎて』 山﨑 佳奈
〃 『ひまごうた』 大武 千鶴子
〃 『角火鉢』 西﨑 武芳
〃 『信じて歩む』 植木 泰子
〃 『嫁して半世紀』 和田 眞佐子
〃 『農夫の会話』 行正 健志
俳
入 選 『汗滂沱』 馬屋原 純子
準佳作 『善根宿』 安藤 加代
〃 『山羊』 大塚 功子
〃 『男木島』 立花 まさひろ
〃 『家族葬』 山本 一穂
〃 『雫のかたち』 小西 瞬夏
〃 『晩年』 吉岡 純子
〃 『夏の老い鰥夫』 岸野 洋介
〃 『色なき風』 花房 典子
〃 『会陽』 勝村 博
〃 『ネパールの風』 行藤 貴子
川柳
入 選 『平和』 原 洋一
準佳作 『熾火』 藤成 操江
〃 『雨だれ』 児馬 不二子
〃 『袋小路』 石原 美光
〃 『風』 小神 緑
〃 『まだこれからだ』 岸野 洋介
〃 『やさしい嘘』 しばた かずみ
〃 『ヴォワイアン 願望』 松田 龍彦
〃 『水の音』 萩原 碧水
〃 『母の壷』 灰原 泰子
〃 『友』 髙杉 究作
童話・児童文学
佳 作 『アキラの日』 まひろ 亜希
佳 作 『赤いピアノとおばあちゃん』岩井 悦子
審査概評
岡山県文学選奨年譜一覧
第五十一回岡山県文学選奨募集要項
関連するタグ
※上記内容は本書刊行時のものです。