民衆と戦争
特定秘密保護法、集団的自衛権の行使を容認する安全保障関連法、そして共謀罪の制定……こうした政治状況のなかで「私たちはどこまで否と言うことができるのか」が問われている。
ベンジャミン・ブリテン「戦争レクイエム」、ルイージ・ダッラピッコラの作品をもとに、戦争を二度と繰り返さない意志を芸術のなかに探る異色作。
著者プロフィール
- 岸 徹
1948年 岡山市生まれ
1981年 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程 学修
主著『マルクスと初期社会主義』『民衆と革命』(いずれも吉備人出版)
※上記内容は本書刊行時のものです。