書籍紹介

シネマ・クレール物語

小さな映画館が多くの人に愛されて支えられる理由
著者 浜田高夫+シネマ・クレール応援団 (編著)
発行吉備人出版
仕様 四六判 並製本
ページ数 196ページ
価格本体1,200円+税
ISBN978-4-86069-633-7  C0074
初版年月日2020年12月1日
書店発売日2020年12月24日
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ミニシアターもまた危機的状況になっている。

岡山県内唯一のミニシアター「シネマ・クレール」も、感染拡大が表面化した2020年3月以降入場者数が減少し、国の緊急事態宣言が全国を対象にした4月下旬から連休明けまで休館を余儀なくされ、危機はさらに進行した。

こうしたなか、「思い出の映画館を守りたい」「岡山に多様な映画の灯を消さない」と支援者によりシネマ・クレール応援団が結成され、クラウドファンディングではわずか2か月で1,000万円以上の支援が寄せられた。

なぜ、シネマ・クレールはこれだけ愛されるのか。

応援団は、ミニシアターとミニシアターがある街の魅力についても考えてみることにした。
応援してくれた人々の声を紹介しながら、シネマ・クレールの地域社会での存在意義、果たしてきた役割、そして市民一人ひとりにとっての関わりを問い直す。

著者プロフィール

浜田高夫+シネマ・クレール応援団

浜田高夫(はまだ・たかお)

シネマ・クレール支配人
1949年(昭和24年)岡山市生まれ。同志社大学卒業。

大学卒業後岡山に戻り、サラリーマン生活の傍ら映像文化交流会など自主映画上映活動を経て、1994年(平成6年)にシネマ・クレール石関を開館。
2001年(平成13年)にシネマ・クレール丸の内を開館。国内外の良質な映画を提供し続け、2017年(平成29年)公益財団法人福武教育文化振興財団の文化奨励賞を受賞。

シネマ・クレール応援団(しねま・くれーるおうえんだん)

新型コロナウイルスの影響で危機的状況にあったシネマ・クレールを支えようと2020年5月に発足。
クラウドファンディングでの協力をはじめさまざまな支援を行っている。
ウェブサイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/clair

※上記内容は本書刊行時のものです。

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