明治期の旧藩主と士族経営
旧岡山藩における横浜・岡山の経営史研究
新刊
著者 | |
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発行 | 吉備人出版 |
仕様 | A5判 並製本 |
ページ数 | 154ページ |
価格 | 本体1,800円+税 |
ISBN | 978-4-86069-687-0 C0021 |
初版年月日 | 2022年11月24日 |
書店発売日 | 2022年12月8日 |
新史料を基に、銀行や紡績事業など旧岡山藩が取り組んだ士族授産事業の経営を分析する。
藩社会が崩壊後、旧岡山藩の事業には、横浜で地主となり遊郭経営もあった。
目次
一章 明治期旧岡山藩の士族授産―横浜「永嶋店一件」と家政改革―
一、永嶋店と貸座敷移転
二、明治一五年の家政改革
三、永嶋店売却
四、その後
五、明治一七、八年の家政改革
第二章 明治期岡山の士族授産
第一節 二十二国立銀行
第二節 岡山紡績所
第三節 岡山紡績会社
第三章 岡山紡績会社社長谷川達海の経営理念
一、山田方谷に学ぶ
二、企業家
三、偉人の評価
第四章 池田家の明治三六年の家政改革
(一)小松原英太郎
(二)明治三四年の閑谷学校の改革
(三)明治三六年の「二十二銀行一件」と家政改革
著者プロフィール
- 河田 章
1950年岡山県に生まれる。1980年福岡大学大学院商学研究科日本商業史専攻・博士課程単位取得満期退学。2012年関西高校退職。2017年~2020年岡山大学非常勤講師。
著書『近世瀬戸内経済史研究―岡山藩・長州藩の史的分析―』(吉備人出版、2004)『岡山の社会経済史研究―中世・近世・近代の史料を読み解く―』(同、2014)。
※上記内容は本書刊行時のものです。