傘寿だ!まだ書くぞおかやま雑学ノート 第12集
著者 | |
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発行 | 吉備人出版 |
仕様 | 四六判 並製本 |
ページ数 | 190ページ |
価格 | 本体1,200円+税 |
ISBN | 978-4-86069-431-9 C0095 |
初版年月日 | 2015年5月20日 |
書店発売日 | 2015年6月8日 |
「備中松山藩山田方谷の財政改革のあいまいさと大河ドラマ署名運動」、「岡山県立博物館「山田方谷展」に思う」、「憲政の神様犬養木堂の虚像と実像」……など、気になる話題を独自の視点で鋭く切り込む郷土史エッセー。
目次
Ⅰ 知られざる郷土史を掘る
備中松山藩山田方谷の財政改革のあいまいさと大河ドラマ署名運動
方谷を正しく理解するために再び問う
岡山県立博物館「山田方谷展」に思う
「ロンドン海軍軍縮条約調印は統帥権干犯」と浜口雄幸内閣を糾弾した犬養木堂の短慮
憲政の神様犬養木堂の虚像と実像
幕末「花燃ゆ」のころ、老中首座阿部正弘と同板倉勝静の危機対応
Ⅱ 歴史の行間を読む
国宝赤韋威鎧に桜ロマンを想う
岡崎嘉平太と日本海海戦の功労者藤井較一海軍大将
富岡製糸場の1年半後に操業した笠岡製糸場の盛衰
群馬・富岡製糸場と岡山のかかわり
正宗白鳥と内村鑑三のキリスト教信仰の接点と軽井沢
新居浜・別子銅山と備中吉岡銅山の奇縁
Ⅲ 岡山のうちそとを歩く
大河ドラマ「軍師官兵衛」の上月城の戦いと尼子家武将山中鹿介の悲劇
「軍師官兵衛」と天空の城・竹田城
「軍師官兵衛」と高松城水攻めの前哨戦冠山の激戦
岐阜・高山の野麦峠で女工哀史の悲劇を探る
岡山・瀬戸ゆかりの小説家中河与一と小田原
あとがきに代えて―山田方谷を正しく理解しよう
著者プロフィール
- 赤井 克己
1934年岡山市東区瀬戸町生まれ。
神戸大経営学部卒。
58年に山陽新聞社入社。
編集局長、常務、専務を経て、98年に山陽印刷社長。02年に同社を退任しハワイ・日米経営学研究所に留学、国際ビジネスを学ぶ。03年4月からエフエムくらしきで「聴いてちょっとためになる話」、2007年4月からは岡山エフエムでも「赤井克己の岡山歴史ノート」の番組で、本書の内容の放送を続けている。
英検1級、国連英検A級,V通訳英検A級。
87年山陽新聞連載企画「ドキュメント瀬戸大橋」取材班代表で日本新聞協会賞受賞。
2013年大原孫三郎・総一郎研究会募集論文に入選。著書に『67歳前社長のビジネス留学』(私家版)『おかやま雑学ノート』(第1集~第11集)、『瀬戸内の経済人』『続瀬戸内の経済人』(以上吉備人出版)、『岡山人じゃが』(共著・吉備人出版)など。
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※上記内容は本書刊行時のものです。